はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



本日は「太平洋のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、親日的で美しい海に囲まれた【パラオ】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、パラオ派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「パラオ派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、パラオの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- パラオ派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、パラオという国について深く学びたい方
- 将来的に南太平洋(特にパラオ)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



パラオってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- パラオという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のパラオ派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、パラオという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


パラオ派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてパラオでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「パラオ共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



太平洋にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
日本との関係が深いって本当?



一年中暑いのかな?
雨季と乾季があるって本当?



英語は通じるの?
日本語も通じるって聞いたけど…。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいパラオの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
パラオを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
パラオ共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
パラオの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | パラオ共和国(マルキョク) |
|---|---|
| 言語 | パラオ語、英語(ともに公用語) |
| 通貨 | アメリカ合衆国ドル(USD)。1ドル = 約158円(2025年9月現在) |
| 時差(サマータイム) | 日本との時差なし。サマータイムなし。 |
| 気候 | 海洋性熱帯気候(熱帯雨林気候) |
| 電圧 | 110ボルト / 60ヘルツ |
| コンセント | Aタイプが主流。日本の電化製品がそのまま使えることが多い。 |
| 面積 | 約488平方キロメートル(屋久島とほぼ同じ) |
| 産業 | 観光業、漁業など。 |
| 直行便(2025年9月現在) | あり(ただしチャーター便などが中心で、定期便の運航状況は要確認) |
| 日本からの行き方 | 直行便で約4時間30分。グアム経由が一般的。 |
実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!
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パラオの面積は?屋久島とほぼ同じ
さて、青年海外協力隊の派遣国『パラオ共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
パラオの面積は 約488平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本の島と比較してみると…



実は、鹿児島県の屋久島とほぼ同じ広さなんです!



大小386もの島々からなる国なんです!
隣国は?フィリピンやインドネシアなど
また、太平洋のミクロネシア地域に位置するパラオ。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
パラオは、西にフィリピン、南にインドネシア、そして東にはミクロネシア連邦といった国々に囲まれています。
美しいサンゴ礁に囲まれた大小の島々からなる海洋国家です。



パラオの周りには様々な国があるんですね。



世界遺産にも登録されている美しい海が有名ですが、緑豊かな島々の自然も魅力なんです!
このように、多様な国々に囲まれた地理的な特徴は、パラオの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、パラオの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
パラオの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



パラオの気候は、主に「海洋性の熱帯雨林気候」に分類されます。
年間を通して高温多湿で、平均気温は27℃前後と、一年を通じて温暖で過ごしやすいのが特徴です。
季節は大きく乾季と雨季に分かれ、それぞれに備えた服装の準備が快適な生活の鍵となります。
- 乾季(11月~5月頃)
雨が比較的少なくなり、貿易風の影響でカラッとして過ごしやすい季節です。旅行のベストシーズンとも言われます。 - 雨季(6月~10月頃)
降雨量が増え、湿度も高くなります。スコールと呼ばれる短時間の強い雨が降ることが多いですが、一日中降り続くことは稀です。台風の発生はほとんどありません。
服装は基本的に日本の夏服で問題ありませんが、朝晩の冷え込みや、冷房が効いた建物内での対策として、薄手のカーディガンやパーカーなど羽織るものがあると便利です。また、年間を通じて日差しが非常に強く、紫外線は日本の7~8倍とも言われているため、帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は必須です!
パラオの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



パラオでは何語がメインなの?



日本語が通じるって本当?
といった、パラオの言葉に関する疑問は多いはず。
パラオの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、パラオでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
パラオで使われている言語の種類|公用語はパラオ語と英語
パラオの公用語はパラオ語と英語です。日常会話では主にパラオ語が使われますが、歴史的な背景から日本語由来の単語も多くパラオ語に溶け込んでいます。
また、観光業が盛んなことや、フィリピンなどからの移住者も多いため、タガログ語や中国語なども話されています。
- Alii(アリー): こんにちは
- Me sulang(メ スーラン): ありがとう
協力隊員として活動する上では、基本的なパラオ語の挨拶を学ぶことが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、「アジダイジョウブ(美味しい)」、「デンワ(電話)」、「センキョ(選挙)」など、多くの日本語が今でもパラオ語として使われています。これは、かつて日本が統治していた時代の影響です。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語・日本語通用度



はい、公用語が英語であるため、特に政府機関や観光業に関わる人々とのコミュニケーションは主に英語で行われます。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、村落部での活動や、市場での買い物、地域住民との日常的な交流では、パラオ語が中心となります。
また、年配の方の中には、日本統治時代に教育を受け、流暢な日本語を話す方もいます。簡単なパラオ語や、時には日本語を交えてコミュニケーションをとることで、人々の心が一気に開かれ、より深い関係を築くことができます。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


パラオ派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!


青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、パラオ。
もしあなたが「パラオで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でパラオに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、パラオで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがパラオで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
パラオ派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のパラオへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 23名(うち女性16名)
帰国隊員数 : 224名(うち女性129名)
累計派遣隊員数: 247名(うち女性 145名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
パラオで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



パラオでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
パラオで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 教育: 算数教育や体育、特別支援教育などの分野で、現地の先生方と共に授業改善や教材開発に取り組み、子どもたちの教育の質向上を支援します。
- 保健・医療: 看護師や栄養士、理学療法士として、病院や保健センターで医療サービスの改善や、生活習慣病予防のための啓発活動に取り組みます。
- 環境保全: 世界的に有名な美しいサンゴ礁や海洋環境を守るため、環境教育や生態調査、廃棄物管理などの分野で活動します。
- インフラ・社会基盤: 電気や水道、道路などのインフラ整備や維持管理に関する技術指導を通じて、人々の生活基盤の強化に貢献します。
引用:JICAパラオ事務所
引用:JICA in Palau
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でパラオの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


パラオでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情


青年海外協力隊に派遣された後のパラオでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
パラオでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
パラオでは、配属先や地域によって住居のタイプは異なりますが、ホームステイや、アパートを借りることが一般的です。
- ホームステイ
現地の家族と一緒に生活することで、文化や習慣、言語を深く学ぶことができます。家族の一員として温かく迎え入れてもらえることが多いです。 - 伝統的建築物「バイ(Bai)」
釘やネジを使わない伝統的な集会所「バイ」はパラオ建築の象徴です。直接住むことはありませんが、地域の集まりなどで訪れる機会があり、パラオ文化を肌で感じることができます。
首都コロールでは近代的なアパートもありますが、隊員の住居は基本的に、現地の生活に溶け込みながらも、安全で衛生的な生活が送れるよう配慮されています。
電気・水道・インターネットは?パラオのインフラ整備状況



また、パラオでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
首都コロールでは比較的安定していますが、停電が起こることもあります。特に雨季には注意が必要です。多くの隊員は、停電に備えて充電式のランタンやモバイルバッテリーを準備しています。 - 水道
都市部では水道が整備されていますが、断水も発生することがあります。そのため、水を貯めておくためのタンクやバケツがあると便利です。安全な飲み水を確保するために、煮沸するか浄水器を使用することが強く推奨されます。 - インターネット
2018年に海底ケーブルが開通し、インターネット環境は大幅に改善されました。主要なホテルやレストランではWi-Fiが利用でき、SIMカードを購入すれば比較的快適に通信が可能です。ただし、場所や天候によっては不安定になることもあります。
引用:光ファイバーで繋がるパラオの「インターネット環境」
引用:パラオのインターネットはどんな感じ?



せっかくの休みなのに、また停電で何もできない…
パラオでは、そんな日もあるかもしれません。しかし、備えがあれば停電の時間も有効に活用できます。
例えば、スマートフォンでダウンロードしておいた映画を見たり、読書をしたり、友人との連絡を取ったり。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


パラオ生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説


青年海外協力隊としてパラオでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



パラオの物価って、南の島だから安いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安って実際の状況はどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではパラオの通貨の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがパラオで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
パラオの通貨「米ドル(USD)」の基本とリアルな物価事情
パラオの通貨は「アメリカ合衆国ドル(USD)」です。
2025年9月現在のレートで、1ドルあたり約158円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
多くの製品を輸入に頼っているため、物価は日本より高いか、同等レベルと感じられることが多いです。一方で、ローカルマーケットで手に入る野菜や魚などは比較的安価です。
| 品目 | ドル価格の目安 | 日本円換算の目安 |
| ジュース・水(スーパー/1本) | $1.00 ~ $2.00 | 約160円 ~ 320円 |
| 缶ビール(スーパー/1缶) | $1.50 ~ $2.50 | 約240円 ~ 400円 |
| ランチ(カフェ・食堂/1人前) | $15 ~ $25 | 約2,400円 ~ 4,000円 |
| ディナー(レストラン/1人前) | $40 ~ $70 | 約6,300円 ~ 11,000円 |
| 瓶ビール(レストラン/1杯) | $6 ~ $9 | 約950円 ~ 1,400円 |
| タバコ(1箱) | $8~ | 約1,260円~ |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元の食材を活用するなど計画的な支出が求められます。
引用:Google Finance
引用:パラオの物価は高い?費用や予算、日本との比較も
パラオの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



パラオの治安は、一般的に「安全な国」と言われており、比較的良好です。
しかし、日本の治安レベルとは異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、パラオ全土に特定の危険情報は発出されていません。
一方で、空き巣、窃盗、車上荒らしなどの一般犯罪は依然として多発しています。特に夜間の単独行動は危険を伴うため、避けるべきです。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
飲酒運転やマナー不良に伴う交通事故も多発しています。夜間の運転や、主要道路から外れた道を歩く際は特に注意が必要です。
※情報が古い場合があるため「パラオの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:安全対策基礎データ
パラオ生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力





服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、パラオの文化が感じられるカラフルな伝統衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのパラオ生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・パラオでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
パラオでの服装は、高温多湿な気候と強い日差し、そして文化的な配慮がポイントです。
- 通気性の良い夏服が基本
年間を通して暑いため、Tシャツ、半袖シャツ、ワンピースなど、通気性が良く乾きやすい素材の服が中心になります。綿やリネン素材がおすすめです。 - 肌の露出は控えめに
特に村落部や公式な場では、肌の露出が多い服装は好まれません。活動内容にもよりますが、膝が隠れる丈のスカートやズボンを着用するのが無難です。 - 羽織れるものも忘れずに
朝晩や、冷房が強く効いている建物内では肌寒く感じることがあるため、薄手のカーディガンやパーカーなど、簡単に着脱できる服装が役立ちます。 - 足元はサンダルが定番
普段はサンダルで過ごす人がほとんどです。活動内容によってはスニーカーも必要ですが、スコールで道がぬかるむことも多いため、汚れてもよいものが重宝します。



ただ涼しいだけの服装ではダメなんですね!文化への配慮が重要ですね。
色鮮やかなパラオンスタイル!特別な日の服装
パラオでは、公式行事や教会へ行く際などに、色鮮やかで華やかな正装を着用します。
男性は「アロハシャツ」、女性は「ムームー」と呼ばれるアロハワンピースを着るのが一般的です。
これらは正装として位置づけられており、老若男女問わず持っているポピュラーな服装です。
協力隊員も、歓迎会やイベントの際に現地のスタイルに合わせた服装をすることで、より一層コミュニティに溶け込むことができるでしょう。



現地のカラフルな服を身にまとうことは、パラオ文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
パラオ文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること


いざパラオへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、パラオならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



パラオでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



お金に無頓着って本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
パラオには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、パラオの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「パラオ文化の心得」を一緒に学びましょう!
パラオで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 親族の繋がり(クラン)を尊重する
パラオ社会は母系制で、親族の繋がりが非常に強いです。個人の意見よりも、一族としての決定や慣習が重んじられる場面が多くあります。 - 時間を守りつつ、おおらかに
パラオの人々は時間にルーズな一面もありますが、公式な場や約束では時間を守ることが期待されます。相手に合わせつつも、基本的な時間は守る姿勢が大切です。 - お金に無頓着な文化
パラオの人々は、宵越しのお金は持たないという考え方が根強く、貯蓄よりも目の前の生活や親族との付き合いを大切にする傾向があります。お金の貸し借りには特に慎重になる必要があります。 - 写真撮影の許可
人を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。無断でカメラを向けることは、トラブルの原因になります。



お金の文化は特に注意が必要ですね!
「伝統」と「近代」が共存する社会
パラオ社会の根底には、伝統的な酋長制度やクラン(氏族)の習慣が今もなお色濃く残っています。
一方で、アメリカの統治下にあった影響から、生活様式やインフラは近代化されており、この二つが共存しているのがパラオの大きな特徴です。
協力隊員として活動する上では、効率や個人の意見を優先するのではなく、伝統的な慣習や地域社会のルールを尊重し、理解しようと努める姿勢が、現地の人々との信頼関係を築く上で非常に重要になります。


パラオの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント


パラオでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



パラオの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



パラオの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



日本食の影響があるって本当?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのパラオでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、日本食との意外な繋がりまで、パラオの食の世界を一緒に探求していきましょう!
パラオの基本料理と主食|タロイモ・キャッサバ・お米を解説
パラオの食事は、タロイモやキャッサバ(タピオカの原料)といったイモ類を主食とし、そこに新鮮な魚や鶏肉、そしてココナッツを使った料理を添えるのが基本スタイルです。
- イモ類が伝統的な主食
タロイモやキャッサバを茹でたり、揚げたりして食べます。日本の白米のように、様々なおかずと一緒に食べられます。 - お米も人気
日本統治時代の影響で、現在ではお米も広く普及しており、イモ類と同じくらい食べられています。日本製の炊飯器も人気です。 - ベルダッケル (Berdakel)
魚を柑橘系の葉と一緒に煮込んだ、パラオを代表する伝統的な魚のスープです。 - フルーツコウモリのスープ
フルーツを主食とするコウモリを丸ごと煮込んだスープは、パラオならではの珍味として知られています。



コウモリのスープ、挑戦するのに勇気がいりそう…
パラオの食文化|日本食からの影響


パラオの食文化には、日本統治時代の影響が色濃く残っています。
新鮮な魚をスライスして食べる「サシミ」や、魚を醤油ベースで煮付けた「ニツケ」は、現地のレストランでも人気のメニューです。
また、お正月には「オシルコ」を食べる習慣があるなど、日本の食文化がパラオの生活に深く根付いています。
そのため、協力隊員として派遣されても、食生活で困ることは少ないかもしれません。



伝統料理と日本食の文化が混ざり合っているんですね!
パラオの飲み物文化|伝統的な儀式と日常
パラオでは、特別な儀式や歓迎の場で、アルコール類が振る舞われることがあります。しかし、日常生活ではお酒を飲む習慣はそれほど一般的ではありません。
日常的には、水やジュース、そして「ケルル」と呼ばれるヤシの実のジュースなどが飲まれています。
協力隊員として活動する中で、歓迎のセレモニーなどでお酒を勧められる機会があるかもしれません。これは非常に名誉なことなので、現地の文化と人々に敬意を払い、作法に従ってありがたくいただくことが大切です。



郷に入っては郷に従え、ですね!貴重な文化体験になりそうです。


先輩隊員の声:パラオでのリアルな体験談



実際にパラオで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」からご紹介します。
Aさん(環境教育)は、赴任先の学校でごみの分別を教える活動を行いました。しかし、最初は子どもたちの関心も薄く、なかなかうまくいきませんでした。そこで、パラオでよく出るごみをイラストにしたカルタを手作りし、ゲーム感覚で分別のルールを教えたところ、子どもたちが夢中になって参加。楽しみながらごみ問題について考えるきっかけを作ることができました。「どうすれば伝わるか」を考え、現地の文化や子どもたちの興味に合わせた工夫が、活動を成功に導く鍵だと語っています。
Bさん(障害児・者支援)は、特別支援教室で活動する中で、パラオ語の面白い表現に出会いました。それは、日本語の「お疲れ様」が由来の「ツカレナオース!」。仕事終わりに同僚とこの言葉を交わすうちに、自然と心の距離が縮まっていったそうです。言葉が不自由でも、現地の言葉を積極的に使おうとする姿勢が、信頼関係を築く第一歩。活動の成果だけでなく、こうした日々の小さなコミュニケーションの積み重ねこそが、国際協力の醍醐味だと感じたと語っています。
参照情報:JICA海外協力隊 パラオ「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、誠実に向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊パラオ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてパラオで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、パラオでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがパラオへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊パラオ派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
パラオ派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
パラオへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



パラオ派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主に英語、必要に応じてパラオ語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよパラオへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜパラオか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜパラオで活動したいのか。パラオの開発課題(環境保全、教育の質の向上、生活習慣病対策など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。日本との歴史的な繋がりに触れるのも良いでしょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
パラオでの生活は、インフラの不便さや日本とは異なる文化や価値観など、様々な困難が伴います。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAパラオ
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
パラオでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
パラオでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
パラオでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、パラオでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊パラオ派遣はあなたの人生を変える挑戦


ここまであなたが青年海外協力隊でパラオに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のパラオ派遣の基本情報
- 青年海外協力隊パラオ派遣の職種と活動内容
- パラオでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊パラオ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は良好とされつつも、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
パラオへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

