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はるカタルーニャです。
本日は「スペイン・ランサローテ島(カナリア諸島)完全攻略!人気&おすすめの観光・グルメ・ホテル情報を徹底ガイド|気候・服装・交通」に関する世界の旅情報カフェとなっております!
ご来店ありがとうございます!
早速ですが、この記事ではランサローテ島(カナリア諸島)の人気観光地やおすすめホテル、スペインのグルメや絶品レストラン、旅する前に絶対に知っておきたい気候・服装・交通情報について詳しくご紹介します。
- 「ランサローテ島(カナリア諸島)旅行で絶対に後悔したくない!」という方
- 人気観光地から穴場グルメまで、ランサローテ島(カナリア諸島)を効率よく完全攻略したい方
- 安全で快適なホテルを、世界2周・60カ国渡航済みのプロ目線で選びたい方
- スペインの絶品グルメや伝統料理を、地元民おすすめの店で堪能したい方
- 気候・服装・交通など、旅のプロが実際に役立った「リアルな情報」 を知りたい方
実はあまり知られていないランサローテ島(カナリア諸島)の名物料理レストランなども、Googleマップ付きでわかりやすく解説しているので是非参考にしてみてください。



私は、2024年3月に実際にスペインのランサローテ島(カナリア諸島)へ初めて行っており、4カ国目、127地域目に旅をした特別な場所でもあります。
そこで見たものや学んだことを写真も含めて、皆さんに有益な記事を書かせていただきます。
写真なども私が実際に撮ったものでご紹介させていただきますので、ご参考までに。
- ランサローテ島(カナリア諸島)の必見観光スポットと効率的な回り方
- 治安面でも立地面でも安心できるホテルの選び方と詳細レビュー
- 地元民に愛される絶品グルメ店と伝統料理の楽しみ方
- 季節別の気候・服装・交通手段の実体験アドバイス
旅の目次になるよう丁寧にまとめますので、是非ご愛読ください!


スペインの基本情報完全ガイド:首都・公用語から気候・通貨・アクセスまで徹底解説


まずは、スペインの全体像を掴むために、旅行前に知っておきたい基礎知識からご紹介します。
実際に行って分かった!スペインの魅力と日本人視点でのリアルな体験談
首都はマドリード、公用語はスペイン語でしたが、実際に訪れてみると観光地では英語も意外と通じました。
スペイン時間というものがあるため、バスは遅延しがちで、お店も14時〜17時頃までしまっていることが多かったです。
ランサローテ島はスペインとは思えないほど平和で、困ってる観光客を助けてくれる優しいスペイン人が多かったです。



日本人にとって非常に快適で旅しやすい国だと感じました!
スペイン・ランサローテ島(カナリア諸島)の基礎データ一覧:旅行に役立つ基本情報まとめ
さらに詳しい基本情報や、旅行計画に役立つスペインとランサローテ島(カナリア諸島)の情報を以下の表にまとめました。
国(首都) | スペイン(マドリード) |
---|---|
言語 | スペイン語 |
時差 | 通常時:JSTより-9時間 サマータイム(3月最終日曜~10月最終日曜):JSTより-8時間 |
世界遺産 | 特になし |
グルメ | パパス・アルガーダス(モホソース添え)、新鮮な魚介料理、ゴフィオ |
おすすめの時期 | 年間を通して温暖ですが、特に過ごしやすいのは春(4~6月)と秋(9~10月)です。 |
直行便 | 現在、日本からの直行便はありません。(2025年8月現在) |
渡航手段 | 日本からヨーロッパ主要都市(マドリード、バルセロナ、ロンドン、フランクフルトなど)を経由し、乗り継ぎ便でランサローテ空港(ACE)へ。総飛行時間の目安は20~30時間(乗り継ぎ時間含む)。 |
実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!
特に、カタール航空などの中東系航空会社は、燃油サーチャージが航空券代金に含まれている「オールイン運賃」を採用していることが多く、総額が分かりやすくて結果的にお得になる場合があります。
豊富な石油資源を持つ国の航空会社では、よりお得に旅できるのでおすすめです。


また、航空券を比較してから予約したい場合は、安くて24時間対応の「Trip.com」を愛用しています。
以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
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- トラブル時も迅速に対応
海外旅行の際は、ぜひ「Trip.com」をチェックしてみてください!
私がスペインを旅した際、ランサローテ島(カナリア諸島)やミハス、セビージャやアリカンテなどを訪れました。
実は、この旅のメインとして考えていたのが、まるで火星や月と呼ばれているこの島で大自然を感じること!
では、早速ですがランサローテ島(カナリア諸島)とはそもそもどのような場所なのでしょうか。


300文字解説!ランサローテ島(カナリア諸島)ってどんな街?魅力をご紹介


スペインはヨーロッパのイベリア半島に位置しフランスやポルトガルと国境を接していますが、その自治州であるランサローテ島は、地理的にはアフリカ大陸の北西沖、大西洋上に浮かぶカナリア諸島の一つです。
そのため、最も近いのはアフリカ大陸のモロッコなどになります。
この島の最大の魅力は、火山活動によって形成された、まるで月面のような非日常的な風景です。
黒い溶岩の大地が広がる「ティマンファヤ国立公園」は圧巻で、島全体がユネスコの生物圏保護区に指定されています。
また、地元出身の芸術家セサール・マンリケが島の開発に深く関わり、「自然との調和」をテーマにした建築物やアートが景観に溶け込んでいます。
黒い火山岩と白壁の家のコントラストが美しく、ユニークで芸術的な雰囲気が訪れる人々を魅了しています。



そんな魅力だらけのランサローテ島(カナリア諸島)ですが、まず最初にどこを観光するべきなのでしょうか?
ランサローテ島(カナリア諸島)観光地5選:初めてでも楽しめる定番スポットから穴場まで徹底解説


ランサローテ島(カナリア諸島)に着いたら、「一体どこを観光するべき?」と迷ってしまう方も多いですよね。
世界を旅した私が厳選した、超定番スポットから地元の人しか知らない穴場観光地まで、ランサローテ島(カナリア諸島)の魅力を最大限に堪能できる場所をご紹介します!
ランサローテ島(カナリア諸島)観光地はなんといってもティマンファヤ国立公園 (Timanfaya National Park)がおすすめ!その魅力とアクセス
それでは早速、ランサローテ島(カナリア諸島)旅行で外せないおすすめ観光地5選を、以下の比較表で見ていきましょう。
観光地名 | Googleマップ |
---|---|
ティマンファヤ国立公園 | Las Palmas, スペイン |
ハメオス・デル・アグア | LZ 204, Parcela 109, Carretera Arrieta – Órzola S/N Lanzarote, LZ-204, 109, 35542 Punta Mujeres, Las Palmas, スペイン |
セサル・マンリケ財団 | C. Jorge Luis Borges, 16, 35507 Tahiche, Las Palmas, スペイン |
テギセのサンデーマーケット | 35530 Teguise, Las Palmas, スペイン |
クエバ・デ・ロス・ベルデス(緑の洞窟) | スペイン 〒35542 ラス・パルマス |
観光地同士は距離が離れていることが多いため、時間に余裕を持った計画を立てるのがおすすめ!
1日2〜3ヶ所程度の観光地を回るペースなら、時間に追われることなくゆっくりと楽しめるはずです。
厳選観光地5箇所の詳細もご説明させていただきます。



一番にオススメしたい観光地は「ティマンファヤ国立公園 (Timanfaya National Park)」です。
「ティマンファヤ国立公園 (Timanfaya National Park)」はスペイン・カナリア諸島が誇る火山の島、ランサローテ島の象徴的な観光スポット。
地熱を利用したレストランでのパフォーマンスも見逃せません。
世界遺産: 登録なし
入場料: 大人 約€12



次にオススメしたいのが「ハメオス・デル・アグア (Jameos del Agua)」!
「ハメオス・デル・アグア (Jameos del Agua)」は芸術家セサル・マンリケが火山活動でできた溶岩洞窟を改修したアートセンター。
地下の塩水湖に生息する白い盲目のカニは必見。
世界遺産: 登録なし
入場料: 大人 約€10



ランサローテ島(カナリア諸島)に来たら外せないスポット「セサル・マンリケ財団 (Fundación César Manrique)」です。
「セサル・マンリケ財団 (Fundación César Manrique)」はランサローテ島の景観保護に尽力した芸術家セサル・マンリケの旧邸宅。溶岩の気泡を活かした居住空間は独創的で、自然との共生という彼の哲学を体感できます。彼の絵画や彫刻作品も多数展示されています。
世界遺産: 登録なし
入場料: 大人 約€10



また、「テギセのサンデーマーケット (Teguise Sunday Market)」もおすすめです!
「テギセのサンデーマーケット (Teguise Sunday Market)」はカナリア諸島で最大級の野外市場。
毎週日曜に古都テギセで開催され、地元の工芸品、グルメ、衣料品などが並びます。
世界遺産: 登録なし
入場料: 無料(商品購入は別途)



最後に紹介するのは「クエバ・デ・ロス・ベルデス(緑の洞窟)」です。
「クエバ・デ・ロス・ベルデス(緑の洞窟)」は全長約7kmに及ぶ世界最大級の溶岩洞窟。
かつては海賊からの避難所としても使われた歴史を持ち、最後に明かされる「秘密」が観光客を魅了します。
世界遺産: 登録なし
入場料: 大人 約€10


ランサローテ島(カナリア諸島)のホテル選び完全ガイド:エリア別おすすめと実際に泊まったホテル体験談


ランサローテ島(カナリア諸島)旅行を最大限に楽しむためには、宿泊するホテル選びが非常に重要ですね!
ここでは、初めての方でも安心して選べるランサローテ島(カナリア諸島)の人気エリア別おすすめホテルから、私が実際に宿泊して「ここを選んでよかった!」と心から感じたホテルまで、失敗しないホテル選びの秘訣を徹底解説します。
旅行の専門家が選ぶ!実際に宿泊したランサローテ島(カナリア諸島)のおすすめホテル:Hotel Checkin Diamar
私がランサローテ島(カナリア諸島)に滞在した際に宿泊し、特に立地とコスパの良さに感動したホテルをご紹介します。
Hotel Checkin Diamar
- 宿泊時期: 2024年3月
- 宿泊料金目安:€60〜 (約9,900円〜)
- 立地: アレシフェの市内中心部に位置しており、徒歩圏内に多くのショップ、バー、レストランがあります。
- 設備・サービス:オプショナルツアーの手配、24時間対応フロント、無料Wi-Fi
- 口コミ:4.0(1,363)·3 つ星ホテル
- 住所:Av. Fred Olsen, 8, 35500 Arrecife, Las Palmas, スペイン
学生時代の限られた予算で旅行していたため、価格重視で宿泊先を選んでいました。
アクセスやホテルのグレードを重視したい方は、次の段落をご覧ください。
Hotel Checkin Diamarの正直レビュー!
普段ホテルを予約する際、どうせなら安いほうがいいと思い大手ホテル予約を3サイトで比較しています。
大体料金が安くなるのは【アゴダ(Agoda)】なので、こちらで予約を取りますが【Booking.com】も会員レベルによって割引が入ります。
また、航空券を【Trip.com】で購入しているとホテルの割引クーポンをもらえることが多いので、状況によって使い分けてみてください!
- 海外ホテルを格安予約するなら【アゴダ(Agoda)】
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ランサローテ島(カナリア諸島)のおすすめホテル徹底比較:エリア・目的別から中心部の厳選ホテル3選
私が実際に宿泊したホテル以外にも、事前に徹底リサーチし、最終候補に残ったホテルが3件ほどあります!
ここでは、旅行スタイルや予算に合わせて最適なホテルを見つけられるよう、タイプ別・エリア別におすすめのホテルをご紹介します。



市内中心部や中央駅付近が特におすすめです!



社会人になった今では少しお金に余裕があるので、次ランサローテ島(カナリア諸島)に行ったら3番目に紹介する「Barceló Teguise Beach – Adults Only」に泊まってみたいです!
Apartamentos Tisalaya
- エリア: プエルト・デル・カルメン
- 宿泊料金目安: 1泊 €65〜(時期による)
- 主要観光地へのアクセス: プエルト・デル・カルメンのメインビーチまで徒歩約15分
- おすすめポイント: キッチン付きのアパートメントタイプで長期滞在にも最適。
- 口コミ: 4.4(553)·2 つ星ホテル
- 住所: C. Montaña Tisalaya, 1, 35510 Tías, Las Palmas, スペイン
Hotel Lancelot
- エリア: アレシフェ
- 宿泊料金目安: 1泊 €75〜(時期による)
- 主要観光地へのアクセス: 首都アレシフェ中心部。エル・レドゥクト・ビーチの目の前。
- おすすめポイント: 市内観光の拠点として抜群の立地。
- 口コミ: 4.3(1,953)·3 つ星ホテル
- 住所: Av. Mancomunidad, 9, 35500 Arrecife, Las Palmas, スペイン
Barceló Teguise Beach – Adults Only
- エリア: コスタ・テギセ
- 宿泊料金目安: 1泊 €135〜(時期による)
- 主要観光地へのアクセス: ラス・クチャラス・ビーチまで徒歩すぐ。コスタ・テギセの中心部。
- おすすめポイント: 大人専用のスタイリッシュなホテル。
- 口コミ: 4.5(3,692)·4 つ星ホテル
- 住所: P.º Marítimo, s/n, 35508 Costa Teguise, Las Palmas, スペイン
気になるホテルはありましたでしょうか。
中にはキャンセル料がすぐにはかからないホテルもあるため、行くことが決まったら取り合えず予約しておくことをおすすめします!
【価格に関する注意点】
年末年始や大型連休、イベント開催期間中は上記の金額より高くなる可能性があります。
また、為替レートや現地の経済状況により、急な値上がりや変動が発生することもございますので、ご予約前に必ず最新の料金をご確認ください。
ランサローテ島(カナリア諸島)の美食文化:絶対食べたい伝統料理と人気グルメ


その土地ならではの食文化は、旅の大きな楽しみの一つです。
ランサローテ島(カナリア諸島)を訪れたら、ぜひ味わってほしい代表的な伝統料理と人気グルメをご紹介します。
カナリア諸島を代表する塩茹でポテト。
しわくちゃになった皮と独特の塩味が特徴で、赤(ピコン)と緑(ベルデ)の2種のモホソースが味を引き立てます。



本場のパパス・アルガーダス・コン・モホ (Papas Arrugadas con Mojo)はめっちゃ美味しかったので本当におすすめ!
ランサローテ島で獲れる新鮮な白身魚を塩で丸ごと包み焼きにした豪快な料理。
魚の旨みが塩釜の中に閉じ込められ、ふっくらとジューシーな仕上がりです。
スペインのカナリア諸島の先住民、グアンチェ族の時代から続く伝統的な主食。
ローストした穀物を挽いた粉で、シチューの増粘剤、ミルクに混ぜて朝食、ムースなどのデザートまで幅広く使われます。



ケソ・フレスコ・デ・カブラ (Queso Fresco de Cabra)はほっぺたが落ちるかと思いました!
火山灰土壌「ゲリア」で育ったブドウから造られる、非常に個性的なワイン。
特に白ワインはミネラル感が豊かで、魚介料理との相性が抜群です。
日本では味わえない本場の絶品グルメは、きっと旅の思い出をより豊かにしてくれます!
では、実際にどこで食べられるのでしょうか?
ランサローテ島(カナリア諸島)の伝統料理を味わうならここ!おすすめレストラン厳選リスト
ここからはランサローテ島にきたら絶対に食べたい伝統料理が楽しめるおすすめのレストランをご紹介させていただきます。
Restaurante El Bogavante(おすすめ料理:ロブスター)
- 口コミ・評価: 4.2(2,091)·€20~40
- おすすめポイント: 獲れたての新鮮な魚介を堪能できる高級レストラン。
- Googleマップ: Av. Marítima, 39, 35570 El Golfo, Las Palmas, スペイン
La Casa de La Playa(おすすめ料理:海鮮パエリア、カナリア風パパ/ポテト)
- 口コミ・評価: 4.5(5,793)·€20~30
- おすすめポイント: ビーチ沿いで美味しい海鮮料理を楽しめる地元民おすすめのレストラン。
- Googleマップ: C. el Lajero, 1C, 35542 Haría, Las Palmas, スペイン
El Risco(おすすめ料理:新鮮な魚介、カナリア風パパ/ポテト)
- 口コミ・評価: 4.2(2,540)·€30~50
- おすすめポイント: とれたての新鮮な魚介を洗練されたスタイルで楽しめる。
- Googleマップ:C. Chirimoya, 15, 35558 Urb. Famara, Las Palmas, スペイン
【レストラン訪問の注意点】
人気店は特に、事前の予約がおすすめです。
また、お店によっては営業時間が短縮されたり、急遽変更になったりする場合があるため、訪問前に公式ウェブサイトやGoogleマップで最新情報を確認するようにしましょう。
気になるレストランはありましたでしょうか。
もっとランサローテ島(カナリア諸島)を知るきっかけにもなると思いますので、ぜひ伝統料理を有名店で楽しんでください!


ランサローテ島旅行のベストシーズンとオフシーズン徹底比較


旅をよりよく快適にするためには、どの時期に訪れるかも非常に重要ですよね!
気候やイベント、混雑状況によって旅の快適さは大きく変わってきます。
ここでは、ランサローテ島の魅力を最大限に楽しめるベストシーズンと、費用を抑えつつ穴場を楽しめるオフシーズンのそれぞれの特徴とメリット・デメリットを徹底解説します。
みなさんの理想的な旅行期間を確認してみてください!
ランサローテ島のベストシーズンは「春・秋(4月〜6月、9月〜10月)」:その理由とメリット
ランサローテ島のベストシーズンは、一般的に春・秋である4月から6月、そして9月から10月です。
- 過ごしやすい気候
年間を通して温暖なランサローテ島ですが、この時期は特に穏やかで、気温は20~28度前後と快適に過ごせます。 - 快適な観光とマリンスポーツ
海水温も適度で、海水浴やシュノーケリング、サーフィンなどのマリンスポーツを存分に楽しめます。 - 適度な観光客数
夏のピークシーズンに比べて観光客が少なく、人気のビーチや観光スポットでも比較的ゆったりと過ごすことができます。



この時期は、観光客にとって非常に過ごしやすい条件が揃っています!
ランサローテ島のオフシーズンは「冬(11月〜3月)」:賢く楽しむ穴場と注意点
一方、ランサローテ島のオフシーズンは、主に冬である11月から3月を指します。
- 旅費の節約が可能
一部のヨーロッパからの「冬の太陽を求めて」の観光客はいますが、全体的には夏のピークに比べると航空券やホテルの料金が安くなる傾向にあります。 - 落ち着いた島の雰囲気
観光客の喧騒が和らぎ、地元の人々の日常が感じられる静かで落ち着いた雰囲気を味わうことができます。 - 天候の不安定さ
平均気温は18~22度と温暖ですが、日によっては風が強く感じられたり、短時間の雨が降ることもあります。
特に2月頃は「カリマ」と呼ばれるサハラ砂漠からの砂塵の影響で、視界が悪くなったり気温が急上昇することもあります。 - 営業時間の変更
一部のレストランや観光施設が冬季休業に入ったり、営業時間を短縮したりする場合があるため事前の確認が必要です。海水温はやや低めです。



この時期は、観光客が比較的少なく、一味違った旅を楽しめるチャンス!
避けた方が良いシーズンは「真夏(7月〜8月)」?その理由と対策
オフシーズンとは別に、特定の目的がない限り避けた方が良いとされるシーズンもあります。



それが真夏(7月〜8月)です。
- 厳しい猛暑
日中の気温は30度を超えることが珍しくなく、特に内陸部や風のない場所では非常に暑く感じられます。 - ピークシーズンの混雑
ヨーロッパのバカンスシーズンと重なり、世界中から観光客が押し寄せます。 - あらゆる費用の高騰
航空券、宿泊施設、レンタカー、さらには一部のレストランの料金まで、あらゆるものが年間で最も高騰する時期です。
この時期に訪問する場合は、日中の最も暑い時間帯(13時〜17時)を避け、朝早い時間や夕方に行動するのが賢明です。



午前中の早い時間や夕方以降に活動時間をずらすのもおすすめ!
ランサローテ島(カナリア諸島)の月別気候と最適な服装:これで旅の準備は完璧!


ランサローテ島(カナリア諸島)旅行の荷造りで最も悩むのが、現地の気候に合わせた服装ではないでしょうか。



せっかくの旅で「服が足りない」「暑すぎる/寒すぎる」といった失敗は避けたいですよね。
ここでは、ランサローテ島(カナリア諸島)の年間を通しての月別気候と気温の傾向、そしてそれぞれの季節に最適な服装と持ち物を徹底解説します。
きっとこれを読んでいただけたら、みなさんの旅の準備は完璧になるはずです!
春(3月〜5月): 軽装に薄手の羽織ものをプラスして、変化に対応。
ランサローテ島の春は、年間を通して最も過ごしやすい季節の一つです。
日中は暖かく、朝晩は少し肌寒いこともあるため、軽装に薄手の羽織ものを加えるのが賢明です。
- 気温
3月は17℃〜23℃ / 4月は18℃〜24℃ / 5月は19℃〜25℃ - 気候
安定した晴天が続き、乾燥しています。
年間を通して吹く貿易風が心地よさを与えますが、日差しは非常に強いです。 - 服装
半袖Tシャツ、薄手の長袖シャツ、カーディガン、薄手のパーカー、長ズボンやハーフパンツ。
日中は水着も活躍します。
日差しが強いため、日焼け止め、帽子、サングラスは必須です。
朝晩や風の強い日に備え、薄手のジャケットやウィンドブレーカーがあると安心です。
夏(6月〜8月): 軽くて通気性の良い素材で、強い日差しと風から肌を守る。
ランサローテ島の夏は、年間で最も日差しが強く、日中の気温が上昇する時期ですが、心地よい貿易風のおかげで過ごしやすいのが特徴です。
水着や速乾性のある衣類を中心に準備しましょう。
- 気温
6月は20℃〜27℃ / 7月は21℃〜29℃ / 8月は22℃〜30℃ - 気候
ほぼ毎日晴天が続き、非常に乾燥しています。
強い貿易風が吹き、体感温度を下げますが、紫外線は非常に強力です。 - 服装
半袖Tシャツ、タンクトップ、短パン、水着、速乾性のある素材の衣類。
日中の日差し対策として薄手の長袖シャツや羽織ものも有効です。
非常に強い日差しと乾燥対策が最重要です。
風が強いため、ストールや薄手のウィンドブレーカーがあると便利です。



ホテルの設備なども事前に確認しておきましょう。
安いホテルにはエアコンがないことも!
秋(9月〜11月): 日中は夏服で、朝晩や風対策に薄手の羽織ものをプラス。
ランサローテ島の秋は、夏の暑さが和らぎ、過ごしやすい穏やかな気候が続く季節です。
日中は海水浴も十分に楽しめる暖かさですが、朝晩は涼しくなるため、体温調節がしやすい服装がおすすめです。
- 気温
9月は21℃〜28℃ / 10月は20℃〜27℃ / 11月は18℃〜24℃ - 気候
安定した晴天が多く、過ごしやすい日が続きます。
夏に比べて風が穏やかになる傾向がありますが、まれにアフリカ大陸からの砂塵(カラマ)に見舞われることがあります。 - 服装
半袖Tシャツ、薄手の長袖シャツ、カーディガン、薄手のセーター、長ズボンやハーフパンツ。
海水温が高いため、水着も持参しましょう。
日中の日差しはまだ強いため、引き続き日焼け止めや帽子、サングラスの対策が必要です。
朝晩の冷え込みや風に備え、薄手のジャケットやパーカーなど、さっと羽織れるものを持参すると良いでしょう。
冬(12月〜2月): 日中は軽装、朝晩は防寒対策を重視した重ね着スタイル。
ランサローテ島の冬は、他のヨーロッパ地域に比べて非常に温暖で過ごしやすいのが特徴です。
「常春」と呼ばれるだけあり日中は暖かですが、朝晩は冷え込むため、防寒対策をしっかりとしておくことが大切です。
- 気温
12月は16℃〜22℃ / 1月は15℃〜21℃ / 2月は15℃〜21℃ - 気候
晴れの日が多いですが、年間で最も降水量が多い時期でもあります。
(ただし、日本の梅雨のように降り続くことは稀です)
風は年間を通して吹きます。 - 服装
長袖Tシャツ、セーター、フリース、薄手のダウンジャケットや中綿ジャケット、長ズボン。
日中は半袖でも過ごせる日があります。
日中の日差し対策として、日焼け止めやサングラスは年中必須です。
朝晩の冷え込みに備え、薄手のマフラーやストール、手袋、薄手のニット帽などがあると安心です。
海外では日傘を使う人は少ないですが、雨晴兼用傘があれば突然の雨にも対応できて便利です。
また、海外では受託手荷物の料金が航空券代金よりも高いことが多々あります。
石畳だったり、塗装されてない道も多く、スーツケースでの移動が困難な場合もあるため、周遊される場合はバックパックもおすすめです!



ちなみに私はこれを持って行きました!


収納がかなり多く、背面にこっそりとセキュリティーチャックがあるのがポイント!
世界一周の時もこのリュックでアジア、ヨーロッパ、アメリカを旅してきました。
みなさんも是非旅をより快適にできるグッズを持っていってくださいね!


スペイン・ランサローテ島(カナリア諸島)で知っておきたい文化とマナー:異文化理解と円滑な交流のために


スペインやランサローテ島(カナリア諸島)を心から楽しむためには、現地の文化やマナーを理解しておくことが大切ですね。
また、交通手段や旅の豆知識を知っておけば、よりスムーズに、そしてお得に観光を楽しめます。
ここでは、私が実際に旅をして気づいた日本との違いや、知っておくと便利な現地の情報、さらに交通手段やお得なトラベルパス活用術まで、ランサローテ島(カナリア諸島)旅行を最大限に満喫するための秘訣をご紹介します。



スペインは日本とは異なる独自の文化を持つ国です。



ランサローテ島(カナリア諸島)滞在をより快適に、そして思わぬトラブルを避けるためにも、以下の点に注意しておきましょう!
スペインの文化:生活習慣と人々の交流
挨拶と人との距離感
スペイン、ランサローテ島では、親しい間柄や友人に対しては「Hola!(オラ!)」と声をかけ、両頬に軽くキスをする「ベソ」という挨拶が一般的です。
人との距離は日本よりも近く、会話中にパーソナルスペースが狭いと感じるかもしれません。
公共の場での振る舞い
スペイン人は一般的に陽気で社交的です。
ビーチ以外の公共の場所では、水着姿や肌の露出が多い服装は避けるのがマナーです。
時間に対する感覚
スペインでは「Manana(マニャーナ)」という言葉に象徴されるように、時間に対して比較的ゆったりとした感覚を持っています。
レストランの夕食時間も遅めで、一般的に20時以降が活気づきます。
環境意識と火山景観への敬意
ランサローテ島は、火山活動によって形成された独特の景観が特徴で、島全体がユネスコ生物圏保護区に指定されています。
地元では自然環境保護への意識が非常に高く、特にセサル・マンリケの影響で、建物の色や高さ、広告看板の設置にも厳しい規制があります。
スペインのマナー:敬意を示す行動規範
食事のマナー
スペインでの食事は、一般的に夕食時間が遅いのが特徴です。
パンは手でちぎって食べ、ナイフで切るのは避けます。
宗教施設でのマナー
ランサローテ島を含むスペインはカトリック教徒が多いため、教会などの宗教施設を訪れる際は敬意を払う必要があります。
特に、肩や膝が露出するような服装は避け、肌の露出を控えることが求められます。
チップの習慣
スペインではチップは義務ではありませんが、良いサービスを受けた際には感謝の気持ちとして少額を渡すのが一般的です。
ジェスチャーの意味と注意点
親指と人差し指で輪を作る「OKサイン」は、英語圏では肯定的ですが、一部の地中海沿岸地域では侮辱的な意味を持つ場合があるため、使用を控えるのが安全です。
さらに、鼻を人差し指で指すジェスチャーは「うそつき」という意味になるため、冗談でも使わないように注意が必要です。
公共交通機関でのマナー
ランサローテ島では、観光客も路線バス(グアグア)を利用することがあります。
飲食は基本的に避けるべきです。
日本には無いような文化を持つ国もあり、最初は戸惑うことも多いかと思います。
ですが基本的な挨拶やマナー、そして異文化への敬意を持って旅をしてみてください!
現地には優しい人も多いので、きっと困った際に温かく助けてくれる人もいるはずです。



しかしながら、現地の人から声をかけられた時は注意が必要です!



スリの標的にされたり、観光案内料を請求されたりと、海外では危険な場面に遭遇することがあります。
特に、貴重品を持ち運ぶバッグ選びは重要です。
胸の前にかけられるショルダーバッグや、鍵付きのバッグ、カラビナを取り付けられるタイプなど、防犯性の高いものを選びましょう。
狙われにくいバッグを選ぶだけでも、海外でのトラブルを事前に防ぐことができます。



私が普段愛用しているのはこちらのバッグです!


旅をしている時は、100均のカラビナか南京錠を取り付けて簡単に開けられないようにしています。
写真撮影もするので、実はファッション性も重視して選んでいます。
みなさんも是非自分のお気に入りの対策バックで旅をしてくださいね!
ランサローテ島(カナリア諸島)旅行を効率的に!交通手段とトラベルパスでお得に移動する秘訣:移動のコツとお役立ち情報


ランサローテ島(カナリア諸島)市内は交通網が発達しており、効率的に観光地を巡ることができます。
主要な交通手段と、お得に旅をするための豆知識をご紹介します。
- 公共交通機関の基本
スペイン領カナリア諸島に属するランサローテ島内の移動は、主に「Guaguas」と呼ばれる公共バス網が中心です。
アレシフェを拠点に、プエルト・デル・カルメンやプラヤ・ブランカなどの主要リゾート地、観光スポットを結んでいます。 - お得なトラベルカード
「Bono Bus Lanzarote」というチャージ式の交通カードを利用するのが最も経済的です。
バス乗車時に現金で支払うよりも運賃が割引になります。 - 空港からのアクセス
セサル・マンリケ・ランサローテ空港 (ACE) からは、バス、タクシー、レンタカーで各リゾートへアクセスできます。
首都アレシフェへは路線バス22番(所要時間約10分)が最も安価です。 - 治安に関する注意点
ランサローテ島の治安は全体的に非常に良好ですが、観光客が集まるエリアでは置き引きやスリに注意が必要です。 - 街歩きのヒント
火山性のゴツゴツした地形が多いため、歩きやすいスニーカーは必須アイテムです。
ティマンファヤ国立公園などの自然エリアを散策する場合は、滑りにくい靴を選びましょう。



事前に移動手段なども調べておくと、Wi-Fiや電波が繋がらなくても焦らずに目的地まで辿り着けます!



Google翻訳やGoogleマップをオフラインでも使えるように地図や言語をダウンロードしておきましょう。
ちなみに私がヨーロッパ間を移動していた際に使っていたのが、日本語対応の【Omio/オミオ】というサイトです。
アプリもあり、日本にいながらヨーロッパ間の国の移動手段や料金を調べるられます!
パリからモン・サン・ミシェルに行きたい時、TGV(フランス国鉄)でレンヌ駅経由するとかなり料金が上がるのですが、【Omio/オミオ】ではバスやシェアカーを使うプランも提案してくれて、よりお得に旅することができました。
日本の旅行サイトでは手配しにくい都市間を結ぶバスなども大体は予約ができます。
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【私のランサローテ島(カナリア諸島)旅行ハイライト】記憶に深く刻まれた忘れられない感動体験





最後に、スペインのランサローテ島(カナリア諸島)旅行で私が最も心に残った思い出をご紹介します。



「一生忘れられない」と感じた体験!
旅には予期せぬ出会いや感動がつきものですが、スペインのランサローテ島(カナリア諸島)で体験したある瞬間は、私の旅の歴史の中でもずっと忘れられない特別な思い出として心に残っています。
それは私が留学中の出来事でした。
同じ地元出身の大学の友人も同時期にアリカンテに留学しており、私たちは同じクラスで授業を受けていました。
クリスマスの時期、それぞれが別の場所でクリスマスマーケット巡りを楽しんでいたのですが、ある時、互いに宿泊費を節約するため、私はブリュッセル、友人はベルリンの空港で夜を明かすことになりました。
硬いベンチで横になっていた深夜2時頃、突然、友人から連絡が入りました。
「どうしよう、フライトがキャンセルになって帰れない!」
実は翌日には授業があり、クリスマスマーケット巡りのために既に欠席できる回数をかなり使ってしまっていたため、これ以上休むことができないギリギリの状況だったのです。
私は慌てて代替の帰路を調べましたが、当日券の航空券は5万円を超えるものが多く、しかもその日のうちにアリカンテへ戻れる便は見つかりませんでした。
私も友人の力になりたい一心で(暇だったのが正しい)、ベルリンからスペインへ向かう飛行機、そしてそこからアリカンテへ乗り継げるルートをあらゆる組み合わせで探しました。
その結果、ついにランサローテ島を経由するルートを発見しました。
乗り継ぎ保証がないにもかかわらず、その日のうちにアリカンテへ戻ることが可能で、しかも2万5千円という手頃な価格のチケットを見つけることができました。
私は急いでこの情報を友人に伝えると、友人はすぐにそのチケットを購入し、無事アリカンテへ戻ることができました。
ランサローテ島での乗り継ぎ時間が10時間以上あったため、友人はその間に島を観光したそうです。
後日、ティマンファヤ国立公園のポストカードをお土産にくれました。
この出来事以来、私にとってランサローテ島は特別な場所となり、いつか必ず訪れたいと思っていました。
そして、学生生活最後の旅でついにこの島を訪れることができた時、私は深い感動を覚えました。
地熱を利用した調理法で作られるパパ(ポテト)は絶品で、ティマンファヤ国立公園の壮大な自然景観に圧倒されました。
特に、盲目のエビが生息する洞窟は神秘的な魅力を放っていました。
透き通るような美しい海、そして質の高いワインにも恵まれ、この島は私の好きな要素しかありませんでした。
友人と「次はカナリア諸島全島を巡り、またランサローテ島に戻ってこよう」と語り合いました。
そんな忘れられない感動と温かさを与えてくれたスペインのランサローテ島へ、ぜひ皆さんも足を運んで、自分だけの特別な思い出を作ってみてください。


ランサローテ島(カナリア諸島)旅行の総まとめ:自分だけの完璧な旅へ出発!


ここまで、スペインの魅力溢れる都市「ランサローテ島(カナリア諸島)」の基本情報から、グルメ、観光地、最適なホテル、そして旅行中に役立つ文化や交通の豆知識まで、幅広くご紹介してきました。
このブログが、みなさんのランサローテ島(カナリア諸島)旅行計画の強力な味方になれたなら嬉しいです。
最終チェックリスト:ランサローテ島(カナリア諸島)旅行を最大限に楽しむために
- ベストシーズンの春(4~6月)と秋(9~11月)を選んで、快適な気候の中で観光を楽しみましょう。
- 月別の気候と服装を事前に確認し、旅の準備は完璧に。
- パパス・アルガダスとモホ・ソース、サンコーチョ・カナリオなど、現地でしか味わえない絶品グルメを堪能。
- ティマンファヤ国立公園、ハメオス・デル・アグアなど、定番から穴場まで見どころ満載の観光スポットへ。
- 目的や予算に合ったホテルを選んで、旅の疲れを癒しましょう。
- 現地の文化やマナー、交通手段やお得なトラベルパスをマスターして、スムーズな滞在を。
ランサローテ島(カナリア諸島)は、一度訪れたら忘れられない感動と発見に満ちた素晴らしい街です。
この記事を参考に、ぜひあなただけの最高のランサローテ島(カナリア諸島)旅行を計画し、忘れられない思い出を作ってくださいね!



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!



¡Buen viaje!(良い旅を!)

