
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、雄大な自然と「ポレポレ(ゆっくり)」文化が息づく【タンザニア連合共和国】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、タンザニア派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「タンザニア派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、タンザニアの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- タンザニア派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、タンザニアという国について深く学びたい方
- 将来的にアフリカ(特にタンザニア)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



タンザニアってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- タンザニアという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のタンザニア派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、タンザニアという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
タンザニア派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてタンザニアでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「タンザニア連合共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



東アフリカにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
キリマンジャロがある国だよね?



一年中暑いのかな?
雨季と乾季があるって聞いたけど、服装が難しそう…。



英語は通じるの?
やっぱりスワヒリ語が話せないとダメなのかな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいタンザニアの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
タンザニアを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
タンザニア連合共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
タンザニアの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | タンザニア連合共和国(ドドマ)※事実上の首都機能はダルエスサラーム |
---|---|
言語 | スワヒリ語(国語)、英語(公用語) |
通貨 | タンザニア・シリング(TZS)。1円 = 約16.5 TZS(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より6時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | サバナ気候、ステップ気候、温暖冬季少雨気候など地域により多様 |
電圧 | 230ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | BFタイプ(Gタイプ)が主流。変換プラグが必須。 |
面積 | 約94.5万平方キロメートル(日本の約2.5倍) |
産業 | 農林水産業、鉱業、サービス業(観光など) |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | 中東(ドバイ、ドーハなど)やエチオピア(アディスアベバ)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約20~24時間。 |
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タンザニアの面積は?日本の約2.5倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『タンザニア連合共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
タンザニアの面積は 約94.5万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土の約2.5倍!



アフリカの中でも広大な国なんです!
隣国は?ケニアなど計8カ国
また、東アフリカに位置するタンザニア。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
タンザニアは、北にケニアとウガンダ、西にルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国、南にザンビア、マラウイ、モザンビークと、実に8つの国々と国境を接しています。
東側はインド洋に面しており、多様な地理的特徴を持っています。



たくさんの国に囲まれているんですね。



アフリカ最高峰のキリマンジャロや、野生動物の宝庫セレンゲティ国立公園もタンザニアにあるんです!
このように、多様な隣国に囲まれた地理的な特徴は、タンザニアの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、タンザニアの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
タンザニアの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



タンザニアの気候は広大な国土のため、地域によって大きく異なります。
主に海岸部、中央高原、湖水地方の3つに分けられ、それぞれに特徴があります。共通しているのは、明確な雨季と乾季があることです。
- 海岸部(ダルエスサラームなど)
年間を通して高温多湿です。3月~5月が大雨季、11月~12月が小雨季で、特に大雨季は湿度が高く蒸し暑くなります。 - 中央高原(ドドマなど)
標高が高いため、海岸部よりは涼しく乾燥しています。1日の寒暖差が大きく、朝晩は冷え込むことがあります。 - 湖水地方・北部(キリマンジャロ周辺など)
標高1,200m前後の高原地帯で、年間を通して比較的過ごしやすい気候です。平均気温は20℃前後ですが、朝晩はセーターが必要になることもあります。
どの地域に滞在するにしても、重ね着できる服装が基本です。日中は半袖で過ごせても、朝晩の冷え込みに対応できる長袖のシャツや薄手のジャケットが必須です。また、年間を通じて日差しが非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は絶対に忘れないようにしましょう!
タンザニアの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



タンザニアでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、タンザニアの言葉に関する疑問は多いはず。
タンザニアの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、タンザニアでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
タンザニアで使われている言語の種類|国語はスワヒリ語、公用語は英語
タンザニアの国語はスワヒリ語で、公用語が英語です。
国内には120以上の民族がおり、それぞれ独自の言語を持っていますが、初等教育からスワヒリ語が使われるため、ほとんどの国民がスワヒリ語を話すことができます。
スワヒリ語が国民の共通語として、国の一体感を醸成する重要な役割を担っています。
- Jambo! (ジャンボ) / Habari? (ハバリ): こんにちは!/元気ですか?(スワヒリ語)
- Asante sana (アサンテ サナ): どうもありがとう!(スワヒリ語)
協力隊員として活動する上では、英語だけでなくスワヒリ語の習得が、現地の人々と心を通わせるための非常に大切な鍵となります。
豆知識ですが、「ライオン・キング」で有名な「ハクナ・マタタ(問題ないさ)」はスワヒリ語です。タンザニアで使うと、きっと喜ばれますよ!
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、公用語が英語であるため、ビジネスや行政、中等教育以上の教育現場では英語が広く使われています。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が使われることが多いです。しかし、日常生活、特に市場での買い物や村落部での活動では、スワヒリ語が圧倒的な共通語です。
英語だけで活動や生活を送ることは可能ですが、スワヒリ語を話せるかどうかで、現地の人々との関係の深さや得られる情報の質が大きく変わってきます。
多くの隊員は、派遣前訓練や現地での生活を通してスワヒリ語を学び、活動に活かしています。
スワヒリ語を学ぶ努力は、現地の人々への敬意の表れであり、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


タンザニア派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、タンザニア。
もしあなたが「タンザニアで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でタンザニアに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、タンザニアで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがタンザニアで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
タンザニア派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のタンザニアへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 33名(うち女性21名)
帰国隊員数 : 1,677名(うち女性 476名)
累計派遣隊員数: 1,710名(うち女性 497名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
タンザニアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



タンザニアでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
タンザニアで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- コミュニティ開発: 地方自治体や村落で、住民組織の運営支援、生計向上グループの活動サポート、環境教育など、幅広い活動を行います。
- 教育: 主に理数科教育やPCインストラクターとして、現地の先生方と共に授業の質の向上を目指します。生徒だけでなく、教員の指導力強化も重要な役割です。
- 保健・医療: 看護師や理学療法士として、地方の保健センターや病院で、医療サービスの質の改善や住民への保健指導などを行います。
- スポーツ: 体育教師として、子どもたちに運動の楽しさを伝えたり、特定のスポーツ(野球など)の指導を通じて、青少年の健全な育成に貢献します。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でタンザニアの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


タンザニアでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のタンザニアでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
タンザニアでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
タンザニアでは、配属先によってタイプは異なりますが、ホームステイや、キッチン・トイレ・シャワー付きの一軒家などが一般的です。地方ではより簡素な家屋になりますが、安全な住環境が確保されます。
- ホームステイ
現地の家族と一緒に生活することで、文化やスワヒリ語を早く学ぶことができます。安全面でも安心感があります。 - 一軒家・アパート
リビング、寝室、キッチン、バスルームが備わっていることが多く、快適な生活が送れます。プライベートな時間を確保しやすいのが特徴です。
どの住居タイプであっても、基本的な生活に必要な設備は整っており、安全に活動するための環境が提供されます。
電気・水道・インターネットは?タンザニアのインフラ整備状況



また、タンザニアでの生活では、日本のインフラ環境との違い、特に電力や水道事情への備えが重要です。
- 電気
都市部でも計画停電は頻繁に起こります。地方では電気が通っていない家も珍しくありません。充電式のランタンやモバイルバッテリー、ヘッドライトは必需品です。 - 水道
水道が整備されている地域でも、断水は日常茶飯事です。そのため、水を貯めておくためのバケツやタンクは必須です。安全な飲み水を確保するために、必ず煮沸するか浄水器を使用しましょう。 - インターネット
都市部では比較的安定したインターネット環境がありますが、地方では速度が遅かったり、不安定だったりすることが多いです。多くの隊員は、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



急な停電や断水も、備えがあれば落ち着いて対応できますね。
日本では当たり前のインフラが、タンザニアではそうではない場面もあります。こうした違いに適応し、工夫しながら生活することも、協力隊活動の貴重な経験の一つです。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


タンザニア生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてタンザニアでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



タンザニアの物価って、アフリカだから安いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安は大丈夫?強盗が多いって聞くけど、実際の状況はどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではタンザニアの通貨「タンザニア・シリング」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがタンザニアで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
タンザニアの通貨「タンザニア・シリング(TZS)」の基本とリアルな物価事情
タンザニアの通貨は「タンザニア・シリング(Tanzania Shilling)」です。
2025年9月現在のレートで、1円あたり約16.5タンザニア・シリングとなっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、ローカルな市場の食材やローカル交通機関(ダラダラ)は非常に安いですが、輸入品や近代的なスーパーの商品は日本より高い場合もあります。
食費 | 約250,000~400,000 TZS |
交通費 | 約80,000~120,000 TZS |
通信費(携帯・ネット) | 約50,000~80,000 TZS |
交際費・娯楽費 | 約100,000~200,000 TZS |
雑費(日用品など) | 約80,000~150,000 TZS |
合計 | 約560,000~950,000 TZS |
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心か、滞在する地域によって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、計画的な支出が求められます。
タンザニアの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



タンザニアの治安状況は、残念ながら良いとは言えません。日本の治安レベルとは大きく異なることを常に強く意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、主要都市を含む多くの地域に「レベル1:十分注意してください」が発出されています。また、ブルンジやコンゴ民主共和国との国境地帯には「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」、モザンビークとの国境地帯には「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されており、絶対に近づいてはいけません。
特にダルエスサラームなどの都市部では、銃器を使用した強盗、住居侵入、ひったくり、車上荒らし、首絞め強盗などの凶悪犯罪が昼夜を問わず発生しています。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、住居の選定や行動範囲に関する厳しい安全対策を設けています。
夜間や早朝の単独での外出は絶対に避けること。貴重品は絶対に人目につく形で持ち歩かないこと。強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗しないこと。これらの鉄則を守ることが、自身の命を守る上で最も重要です。
※情報が古い場合があるため「タンザニアの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
JICAから指示される安全対策を厳守し、常に「ここは日本ではない」という高い防犯意識を持って行動することが求められます。
引用:外務省の海外安全情報
引用:タンザニア安全対策基礎データ
タンザニア生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、タンザニアの文化が感じられるカラフルな民族布「カンガ」、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのタンザニア生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・タンザニアでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
タンザニアでの服装は、多様な気候への対応、強い日差し対策、そして文化・宗教への配慮がポイントです。
- 重ね着できる服が基本
地域を問わず一日の寒暖差が大きいため、Tシャツの上に薄手の長袖シャツやウインドブレーカーを重ねるなど、簡単に着脱して調整できる服装が必須です。 - 肌の露出は控える
タンザニア、特にイスラム教徒が多い海岸部やザンジバルでは、文化・宗教的観点から肌の露出を控えるのがマナーです。男女ともに、膝と肩が隠れる服装を心がけましょう。 - 動きやすく汚れても良い服装
道は未舗装の場所も多く、土埃で汚れやすいため、動きやすく、気軽に洗濯できるカジュアルな服装が中心になります。速乾性のある素材が重宝します。 - 日差し対策は万全に
紫外線が非常に強いため、季節を問わずつばの広い帽子、サングラスは必須です。日焼け止めも忘れずに持参しましょう。



おしゃれよりも、まずは機能性、安全性、文化への敬意を重視した服装が大切ですね!
メッセージを纏う!色鮮やかな万能布「カンガ」
タンザニアを象徴するのが、「カンガ」と呼ばれる色鮮やかな一枚布です。
美しいデザインだけでなく、布には「カンガ・セイイング」と呼ばれるスワヒリ語のことわざやメッセージが書かれているのが特徴です。
女性たちは腰に巻いたり、頭に被ったり、赤ちゃんを背負うおんぶ紐にしたりと、生活のあらゆる場面でカンガを万能に使いこなします。
協力隊員も、現地の人々からプレゼントされたり、市場で自分のお気に入りの一枚を見つけたりする機会があるでしょう。



カンガを身にまとうことは、タンザニアの文化に溶け込む素晴らしい方法の一つです。
タンザニア文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざタンザニアへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、タンザニアならではの「ポレポレ(ゆっくり)」という時間感覚や、食事のマナーなどを理解しておくことが非常に重要です。



タンザニアでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって聞いたけど、本当?



左手を使ってはいけないって、どんな時?
タンザニアには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、タンザニアの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「タンザニア文化の心得」を一緒に学びましょう!
タンザニアで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は何度でも
人と会った時はもちろん、すれ違うだけでも挨拶を交わすのが一般的です。年長者には敬意を払い、自分から積極的に挨拶しましょう。 - 左手は不浄の手
食事をする時、握手をする時、物を渡す時は必ず右手を使うのがマナーです。左手は「不浄の手」とされているため、使わないように気をつけましょう。 - ポレポレ(Polepole)の精神
タンザニアには「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」という言葉に象徴される、おおらかな時間感覚があります。約束の時間に遅れることは日常茶飯事です。イライラせず、その文化を受け入れる寛容さが大切です。 - ラマダン(断食月)への配慮
イスラム教徒が多い地域では、ラマダンの期間中、イスラム教徒の前で日中に飲食や喫煙をすることは避けましょう。



「ポレポレ」の文化、慣れるまでは大変そうだけど、受け入れることが大事ですね。
食事に招かれた時のマナー
タンザニアの家庭に食事に招かれた際は、いくつかユニークなマナーがあります。
約束の時間ぴったりに行くのではなく、15分~20分ほど少し遅れて到着するのが礼儀とされています。時間通りに行くことは、かえって急かしているような印象を与えてしまうからです。
また、食事の際に食べ物を少し残すことは「満足しました」という感謝のサインになります。全て平らげてしまうと「足りなかった」という意味に取られることもあるので、覚えておくと良いでしょう。協力隊員として活動する上では、こうした文化背景を理解し、相手への敬意を示すことが信頼関係の第一歩となります。


タンザニアの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
タンザニアでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



タンザニアの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



主食が「ウガリ」って聞いたけど、どんな食べ物なの?



お米も食べるって本当?日本食が恋しくなっても大丈夫かな?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのタンザニアでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な料理から特産品まで、タンザニアの食の世界を一緒に探求していきましょう!
タンザニアの基本料理|主食「ウガリ」とおかずたち
タンザニアの食事は、穀物の粉から作られる主食に、肉や野菜の煮込みを添えるのが基本スタイルです。
- ウガリ (Ugali)
トウモロコシの粉をお湯で練り上げた、国民的な主食。蕎麦がきやマッシュポテトのような食感で、手でちぎっておかずのソースを絡めながら食べます。 - ワリ (Wali)
日本と同じ白米です。特に海岸部ではウガリよりも好まれます。ピラウ(スパイス炊き込みご飯)や、ココナッツミルクで炊いたご飯も人気です。 - チャパティ (Chapati)
インド由来の、クレープのように薄く焼いたパン。食事としても、おやつとしても食べられます。 - ムチチャ (Mchicha)
ほうれん草に似た葉物野菜の炒め煮。ピーナッツペーストやココナッツミルクで味付けされ、ウガリやご飯によく合います。



お米もよく食べられているんですね!日本食が恋しくなっても安心かも!
タンザニアの食文化|バーベキュー「ムシカキ」と甘いお茶
普段の食事では肉をあまり食べないタンザニアの人々ですが、お祝い事や屋台では肉料理も楽しまれています。
特に人気なのが「ムシカキ」と呼ばれる牛やヤギ肉の串焼きです。スパイスで味付けされた肉を炭火で焼いた、香ばしくて美味しいバーベキューです。
また、タンザニアはコーヒーの産地ですが、日常的には「チャイ」と呼ばれるミルクティーがよく飲まれます。大量の砂糖と、時にはショウガなどのスパイスを入れて煮出した、とても甘いのが特徴です。



ヘルシーな食事かと思いきや、飲み物は結構甘いんですね!文化の違いは面白いです。
タンザニアの飲み物文化|水道水には注意!
都市部の水道水であっても、衛生状態は良くありません。絶対に生で飲むのは避けましょう。
必ず市販のミネラルウォーターを飲むか、水道水を飲む場合は浄水器を通した上で10分以上煮沸することが不可欠です。
食事の前に手を洗う設備が整っていない場所も多いため、ウェットティッシュや手指消毒ジェルは必須アイテムと言えるでしょう。
協力隊員として活動する際は、JICAの指示に従い、安全な水の確保を徹底しましょう。生野菜やカットフルーツにも注意し、信頼できる場所で調理されたものを食べることが、お腹を壊さずに活動を続けるための重要な鍵です。



自分の健康管理が、活動を続けるための第一歩ですね!


先輩隊員の声:タンザニアでのリアルな体験談



実際にタンザニアで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(理数科教師)は、赴任当初、生徒たちとの距離を感じていました。ある日、雨漏りでびしょ濡れになった教室を、放課後一人で修理し始めました。すると、それを見ていた生徒たちが一人、また一人と手伝いに来てくれ、最後にはみんなで教室をきれいにすることができました。言葉が十分でなくても、「学校を良くしたい」という想いと行動が、生徒たちの心を動かした瞬間だったと語っています。
Bさん(コミュニティ開発)が配属された村には、娯楽がほとんどありませんでした。そこで、プロジェクターを使って校庭の壁に映画を映す「青空映画館」を企画。初めは「人が集まるか」と不安でしたが、当日は子どもからお年寄りまで村中の人々が集まり、満天の星空の下で一つの映画に笑ったり驚いたりしました。「何もないからこそ、作れるものがある」と気づき、村人との一体感を感じた忘れられない夜になったそうです。
参照情報:JICA海外協力隊 タンザニア「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、誠実に向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊タンザニア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてタンザニアで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、タンザニアでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがタンザニアへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊タンザニア派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
タンザニア派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
タンザニアへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



タンザニア派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスワヒリ語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよタンザニアへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜタンザニアか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜタンザニアで活動したいのか。タンザニアが抱える課題(例:地方の教育環境、農業生産性)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
タンザニアでの生活は、厳しい治安状況やインフラの問題、日本とは全く異なる文化や価値観など、様々な困難が伴います。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康と安全を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
タンザニアでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
タンザニアでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
タンザニアでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、タンザニアでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊タンザニア派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でタンザニアに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のタンザニア派遣の基本情報
- 青年海外協力隊タンザニア派遣の職種と活動内容
- タンザニアでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊タンザニア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は厳しい面があるため、JICAの安全対策を遵守し、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
タンザニアへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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