
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「天使の滝エンジェルフォールを擁する自然大国」として知られる【ベネズエラ】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ベネズエラ派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
この記事は、過去の派遣実績やベネズエラという国の基本的な情報を紹介するものであり、現在募集が行われているわけではないことをご理解の上、お読みください。
- 過去に青年海外協力隊の「ベネズエラ派遣」に関心があった方
- 将来的な派遣再開に向けて、ベネズエラの基本的な情報を知りたい方
- 経済や治安が不安定な国での国際協力のあり方に関心がある方
- 南米の文化や歴史に関心があり、ベネズエラという国について深く学びたい方
- 地政学的な観点から、ベネズエラの現状と過去の情報を収集したい方



ベネズエラってどんな国なんだろう?



昔は協力隊が派遣されていたんだ!



今はどんな状況なの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ベネズエラという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 【過去の実績】青年海外協力隊員としての活動内容や求められたスキル
- 現地のリアルな生活(住居、食事、現在の物価・治安まで網羅!)
- 【参考】応募から派遣までの一般的な流れと準備
- 極めて重要な治安情報と安全対策
この記事は、将来的なJICA海外協力隊のベネズエラ派遣再開を願うあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ベネズエラという国そのものに興味がある方、あるいは南米の現状について学んでいる方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


ベネズエラ派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊の派遣が停止される以前、隊員たちが活動していたベネズエラとは、一体どんな国だったのでしょうか。まず最初に、基本的な情報をしっかりと押さえておきましょう。



南米にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
標高によって気候が違うって本当?



公用語はスペイン語だけど、英語は通じるのかな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、協力隊員として活動する上で前提知識となるベネズエラの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ベネズエラを深く理解し、現地の毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ベネズエラってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ベネズエラの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | ベネズエラ・ボリバル共和国(カラカス) |
---|---|
言語 | スペイン語(公用語)、先住民諸言語 |
通貨 | ボリバル・デジタル(VES)。※ハイパーインフレにより価値は極めて不安定。 |
時差(サマータイム) | 日本より13時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 熱帯性気候。標高により多様(海岸部は高温、高原部は温暖) |
電圧 | 120ボルト / 60ヘルツ |
コンセント | Aタイプが主流。日本の電化製品がそのまま使えることも。 |
面積 | 約91.2万平方キロメートル(日本の約2.4倍) |
産業 | 石油産業、鉱業、製造業、農業 |
直行便(2024年10月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | アメリカやヨーロッパを経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約25時間以上。 |
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以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
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ベネズエラの面積は?日本の約2.4倍
さて、『ベネズエラ』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ベネズエラの面積は 約91.2万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土(約37.8万㎢)の約2.4倍もの広さがあるんです!



その広大な国土には、世界最大の落差を誇るエンジェルフォールや、南米最大のマラカイボ湖、ギアナ高地のテーブルマウンテンなど、スケールの大きな自然が広がっているんです!
隣国は?コロンビア、ブラジル、ガイアナ
また、南米大陸の北部に位置するベネズエラ。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ベネズエラは、西をコロンビア、南をブラジル、東をガイアナと国境を接し、北は美しいカリブ海と大西洋に面しています。
この地理的条件が、南米のラテン文化とカリブの文化、そしてヨーロッパからの移民文化が混ざり合う、独自の雰囲気を生み出しています。



南米大陸とカリブ海の両方に面しているんですね!



そうなんです。だからこそ、アンデス山脈の風景も、カリブ海のビーチも、アマゾンのジャングルも、全てが一つの国で楽しめる、多様性に満ちた国なんです!
このように、独特の地理的特徴は、ベネズエラの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ベネズエラの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ベネズエラの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ベネズエラの気候は、国土の大部分が熱帯に属しますが、標高によって大きく異なり、大きく「雨季」と「乾季」に分かれるのが最大の特徴です。
年間を通して大きな気温の変化はありませんが、滞在する地域によって服装の準備が全く異なります。
- 乾季(12月~4月頃)
雨が少なく、過ごしやすい季節です。観光のベストシーズンでもあります。 - 雨季(5月~11月頃)
ほぼ毎日、午後に短時間で激しい雨(スコール)が降ります。 - 気温
標高によって大きく4つの気候帯に分かれます。海岸部の低地は年平均28℃と高温ですが、首都カラカスなどの高原地帯(標高約1,000m)は年平均21℃前後と常春のように快適です。さらに標高が上がると涼しくなり、アンデス山脈では雪も見られます。
服装は、滞在する地域の標高によって全く異なります。首都カラカスなどの高原地帯では日本の春・秋服が基本で、朝晩は冷えるため羽織れるものが必要です。海岸部では日本の夏服で過ごせます。日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は欠かせません!
ベネズエラの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ベネズエラでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ベネズエラの言葉に関する疑問は多いはず。
公用語であるスペイン語が中心の社会で、英語や先住民の言葉がどの程度通用するのか、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ベネズエラでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ベネズエラで使われている言語の種類|公用語はスペイン語
ベネズエラの公用語はスペイン語です。国民の大多数がスペイン語を母語としています。
また、多民族国家であるため、様々な言語が話されています。
- 先住民言語:ワユー語やワラオ語など、約30に及ぶ先住民言語が憲法で公用語として認められており、それぞれのコミュニティで話されています。
- 移民の言語:ヨーロッパからの移民の影響で、ポルトガル語、イタリア語、ドイツ語などを話すコミュニティも存在します。
過去に協力隊員として活動する上では、公用語であるスペイン語の習得が不可欠でした。人々との信頼関係を築き、活動を円滑に進めるためには、積極的にスペイン語を学ぶ姿勢が重要でした。
豆知識ですが、「ベネズエラ」という国名は、探検家アメリゴ・ヴェスプッチがマラカイボ湖畔の水上家屋を見て、「小さなヴェネツィア(Venezuola)」と名付けたことに由来すると言われています。
青年海外協力隊員はスペイン語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、過去の活動のほとんどはスペイン語で行われていました。
配属先となる学校、市役所、保健施設などの公的な機関では、基本的にスペイン語でのコミュニケーションが求められます。JICAの派遣前訓練で語学研修が行われますが、日本にいるうちから基礎的なスペイン語を学んでおくと、現地での生活や活動がよりスムーズに始められるでしょう。
観光地のホテルや一部のビジネスシーンを除き、日常生活で英語が通じる場面はほとんどありません。
流暢でなくても、一生懸命スペイン語で話そうとする姿勢が、陽気で親切なベネズエラ人の心を開き、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


【派遣停止中】ベネズエラ派遣の職種と活動内容|過去の事例を紹介
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ベネズエラ。
もしあなたが「ベネズエラで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



昔はどんな活動ができたんだろう?



もし派遣が再開されたら、自分のスキルは役立つのかな…。
ここでは、**過去にベネズエラでどのような職種が求められ、どんな活動が行われていたのか**を具体的にご紹介します。
将来、派遣が再開された時にあなたがベネズエラで輝ける道を見つけるための、ヒントがきっとここにあるはず!
ベネズエラ派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まず、青年海外協力隊のベネズエラへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 0名(うち女性0名)
帰国隊員数 : 105名(うち女性 57名)
累計派遣隊員数: 105名(うち女性 57名)
※現在、ベネズエラの政情不安によりJICA海外協力隊の派遣は停止されています。
ベネズエラを含む中南米エリアで求められた専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



昔は、どんな分野でボランティアが求められていたの?



どんな職種で活躍できたんだろう?
そんな疑問にお答えします!
過去、ベネズエラでは国の持続的な発展を支えるため、様々な分野で協力隊員が求められていました。特にベネズエラを含む中南米エリアのニーズが高かった主要な活動分野は以下の通りです。
- 音楽教育: 世界的に有名な音楽教育システム「エル・システマ」の拠点などで、子どもたちへの楽器指導や音楽教育のサポートを行いました。
- スポーツ指導: 国技である野球をはじめ、空手や柔道などの指導を通じて、青少年育成に貢献しました。
- 農業・環境: 農業高校や農協で、野菜栽培の技術指導や環境保全に関する啓発活動などを行いました。
- 障害者支援: 障害者施設や特別支援学校で、理学療法士や作業療法士として、リハビリテーションの支援を行いました。
引用:JICAベネズエラ事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」で先輩隊員の活動レポートを読むことをお勧めします!


ベネズエラでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
過去に青年海外協力隊が派遣されていた頃、隊員たちはどのような環境で生活していたのでしょうか。ここでは日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」の実情を詳しくご紹介します。



現在の経済危機以前は、比較的安定した生活が送れていたのでしょうか?
ここからは、青年海外協力隊員が過去にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っていたのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ベネズエラでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ベネズエラでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、一般的にはアパートや一軒家を借りることが多かったです。
- アパート・一軒家
リビング、寝室、キッチン、シャワー・トイレが備わった、一人暮らしには十分な広さの家が提供されていました。治安対策のため、多くの家には鉄格子が設置されていました。 - ホームステイ
任地の状況によっては、現地の家族と一緒に暮らすホームステイ形式になる場合もありました。ベネズエラの文化や食生活、そして何より生きたスペイン語を肌で感じられる貴重な経験になります。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていましたが、アリなどの小さな虫との共存は避けられない環境でした。
電気・水道・インターネットは?ベネズエラのインフラ整備状況



また、ベネズエラでの生活では、現在の経済危機以前から、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くありました。
- 電気
近年、経済危機の影響でインフラが老朽化し、計画停電や突発的な停電が全国で日常的に発生しています。 - 水道
同様に断水も頻繁に発生します。水道水は飲用には適さないため、飲料水は購入するのが一般的です。多くの場合、お湯のシャワーはなく、水シャワーが基本です。 - インターネット
通信インフラも悪化しており、非常に低速で不安定なことが多いです。安定した通信環境の確保は困難な状況です。



インフラの状況は、現在の経済危機でさらに厳しくなっているんですね。
ベネズエラでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
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ベネズエラ生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
過去に青年海外協力隊が活動していた頃と現在では、ベネズエラの生活環境は大きく異なります。日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に注意深く情報を得る必要があります。



ベネズエラの物価って、今どうなってるの?



文化や習慣で気をつけることは?



治安がすごく悪いって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



協力隊の派遣が停止されるくらいだから、相当危険なんだろうな…。
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではベネズエラの通貨の現状から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた極めて深刻な治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがベネズエラの現状を正しく理解するための必須情報を分かりやすく解説します。
ベネズエラの通貨「ボリバル(VES)」の基本とハイパーインフレの現状
ベネズエラの現在の通貨は「ボリバル・デジタル(Bolívar Digital)」で、略称は「VES」です。しかし、深刻な経済危機によるハイパーインフレーションのため、通貨の価値は極めて不安定です。
2018年と2021年に通貨単位を切り下げるデノミネーションが実施されましたが、インフレは収まっていません。そのため、実際には米ドルが広く使われています。
物価は、公式レートと闇レートが存在し、米ドルで支払うかボリバルで支払うかによって大きく変動するため、一概には言えません。一般的に、現地通貨建ての給与で生活する国民にとっては、物価は極めて高く、生活は困窮しています。
ハイパーインフレにより、現地通貨での物価を円換算で示すことは困難かつ不正確です。一般的に、輸入品や耐久消費財は非常に高価ですが、一部の国内で生産される食料品などは、米ドルで支払う場合は安価に感じられることもあります。しかし、状況は常に変動しているため、最新の情報に注意が必要です。
ベネズエラの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ベネズエラの治安は、極めて深刻な状況にあり、渡航には最大限の警戒が必要です。
2024年10月現在、外務省の海外安全情報では、コロンビアとの国境地帯に最も高い危険レベル4「退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」が、首都カラカスを含む多くの地域に危険レベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が、その他の地域にも危険レベル2「不要不急の渡航は止めてください。」が発出されています。
これはJICA海外協力隊の派遣が停止されている最大の理由です。
殺人、強盗、誘拐などの凶悪犯罪が日常的に多発しており、銃器を使用した犯罪が後を絶ちません。警察官が犯罪に関与するケースも報告されています。
JICAは、隊員の安全確保が困難であると判断し、現在派遣を見合わせています。
どのような目的であれ、現在ベネズエラへの渡航は推奨されません。外務省の安全情報を常に確認し、自身の安全を最優先に行動してください。
※「ベネズエラの外務省の海外安全情報」より最新情報を必ず確認してください。
将来的に渡航が可能になった場合でも、夜間の一人歩きを絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけないなど、徹底した安全対策が不可欠です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ベネズエラ安全対策基礎データ
ベネズエラ生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ベネズエラの多様な文化が感じられる民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのベネズエラ生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ベネズエラでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ベネズエラでの服装は、滞在する地域の標高によって大きく異なりますが、基本は重ね着で対応するのが賢い方法です。
- 高原地帯(首都カラカスなど)
年間を通して快適な気候のため、Tシャツにジーンズといった軽装が基本です。ただし、朝晩は涼しくなるため、薄手のカーディガンやジャケットなど羽織れるものがあると便利です。 - 低地(海岸部・マラカイボ湖周辺など)
年間を通して高温多湿なため、日本の夏服(Tシャツ、短パンなど)で過ごせます。通気性の良い服装が快適です。 - アンデス山脈地帯
標高が高いため、年間を通して冷涼です。セーターやフリース、ダウンジャケットなどの防寒着が必須です。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、蚊が媒介する感染症予防のためにも、虫除けスプレーは欠かせません。



地域によって服装が全く違うんですね!安全のためにも目立たない服装が大事ですね。
多様な文化の象徴!色鮮やかな民族衣装「リキリキ」
ベネズエラの代表的な民族衣装は、主に男性が着用する「リキリキ(Liqui liqui)」です。
これはリネンや綿で作られたスーツで、スタンドカラーのジャケットとスラックスで構成されています。伝統的に白やベージュが主流で、結婚式やお祭りなどの正装として着用されます。この衣装は、この国が誇る英雄シモン・ボリバルも愛用したと言われ、ベネズエラの文化的なアイデンティティの象徴となっています。



協力隊員も、地域の公式なイベントに参加する際に、リキリキを着用する機会があったかもしれません。これは、ベネズエラ文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
ベネズエラ文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざベネズエラへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ベネズエラならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ベネズエラでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ベネズエラには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ベネズエラ人とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ベネズエラ文化の心得」を一緒に学びましょう!
ベネズエラで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶はハグとキス
親しい間柄では、挨拶の際にハグやチークキス(頬と頬を合わせる)をします。特に女性同士、男女間では一般的です。大切なコミュニケーションの一つです。 - 美人コンテストへの情熱
ベネズエラは「美人の国」として世界的に有名で、ミス・ユニバースなどの国際的な美人コンテストで数多くの優勝者を輩出しています。国民の美への関心は非常に高いです。 - チップの習慣
レストランでは料金に10%程度のサービス料が含まれていることが多いですが、良いサービスを受けた場合は、さらにチップを上乗せするとスマートです。 - 時間に寛容
ラテンアメリカ共通の文化として、時間にルーズな傾向があります。約束の時間に少し遅れることは日常的で、それを咎めることはあまりありません。



挨拶のハグとキスは、日本人には少し勇気がいりますね!
音楽を愛する文化:エル・システマ
ベネズエラは、クラシック音楽の教育システム「エル・システマ」が生まれた国として世界的に有名です。これは、貧困層の子どもたちに無償で楽器や音楽教育を提供し、規律や協調性を育むことを目的とした社会変革プログラムです。
このプログラムから世界的な指揮者や演奏家が数多く生まれており、音楽が人々の生活に深く根付いていることを象徴しています。過去には、協力隊員もこの「エル・システマ」の現場で音楽指導に携わっていました。


ベネズエラの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ベネズエラでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ベネズエラの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



先住民やヨーロッパ、アフリカの食文化が混ざってるって本当?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのベネズエラでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、有名なラム酒まで、ベネズエラの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ベネズエラの基本料理と主食|アレパを解説
ベネズエラの食事は、トウモロコシを主食とし、そこに先住民、ヨーロッパ、アフリカの食文化が融合した、多様で豊かな味わいが特徴です。
- アレパ (Arepa)
トウモロコシの粉で作った生地を円盤状にして焼いた、ベネズエラ人のソウルフード。朝食では、半分に切ってチーズやハム、肉、アボカドなどを挟んでサンドイッチのようにして食べます。 - パベジョン・クリオージョ (Pabellón Criollo)
「国民の料理」と呼ばれるベネズエラを代表する一皿。細切りにした牛肉の煮込み、黒インゲン豆の煮込み、白米、そして揚げたプランテン(料理用バナナ)がワンプレートに盛られています。 - カチャパ (Cachapa)
甘いトウモロコシをすり潰して作る、厚くて甘みのあるパンケーキ。とろけるチーズを挟んで食べるのが定番で、軽食やおやつとして人気です。



アレパ、色々な具を挟めて美味しそう!毎朝食べたくなりますね!
ベネズエラの食文化|多彩なフルーツ
ベネズエラは熱帯の国らしく、**トロピカルフルーツの宝庫**です。マンゴー、パパイヤ、パッションフルーツ、グアバなど、日本では珍しいフルーツが一年中、新鮮で安価に手に入ります。これらのフルーツを使ったフレッシュジュース(フーゴ)は、食堂や屋台の定番メニューです。



新鮮なフルーツジュースが毎日飲めるなんて最高ですね!
ベネズエラの飲み物文化|ラム酒とコーヒー
ベネズエラは、世界的に高品質なラム酒(ロン)の産地として有名です。「サンタ・テレサ」や「ディプロマティコ」といったブランドは、国際的な賞を数多く受賞しています。
また、コーヒーの産地でもあり、国民は「カフェシート」と呼ばれる小さなカップに入った濃くて甘いコーヒーを一日何度も楽しみます。
過去に協力隊員として活動する中で、食事やコーヒーに誘われる機会も多かったでしょう。これは歓迎と親愛の印です。ベネズエラの人々は、家族や友人と食卓を囲み、陽気に語り合う時間をとても大切にします。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



本場のラム酒やコーヒーを味わえるなんて素敵!食を通じて仲良くなれるっていいですね!


【参考】青年海外協力隊:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「将来、青年海外協力隊として活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
現在ベネズエラへの派遣は停止されていますが、ここでは参考として、一般的な協力隊の**「挑戦への入口」と、活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」**をご紹介します。
ここからは、あなたが協力隊への挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの一般的な流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊の「始まりから未来まで」をご紹介します。
協力隊への第一歩:応募から選考、派遣まで
協力隊員になるための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



協力隊に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の一般的な応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(派遣国に応じて)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよ任国へ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜベネズエラか?」を明確に
もし派遣が再開された場合、なぜ他の国ではなく、困難な状況にあるベネズエラで活動したいのか。その国の復興に貢献したいという強い意志や、音楽やスポーツといった文化と自分のスキルがどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「ストレス耐性」と「人間力」をアピール
ベネズエラでの生活は、極めて厳しい治安やインフラ状況への適応など、強靭な精神力が求められます。面接では、そうした極限の環境でいかに心身の健康を維持し、現地の人々に寄り添いながら活動を遂行できるか、あなたの「人間力」が問われます。
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
協力隊経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
協力隊での活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ベネズエラでの活動経験は、他の国では得られない極めて貴重なものになるでしょう。帰国した隊員は、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、協力隊での経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ベネズエラ派遣―今は待つ時、しかし知る価値のある国
ここまで、現在派遣が停止されている青年海外協力隊のベネズエラ派遣について、過去の実績や国の基本情報をご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- ベネズエラの基本情報と、派遣が停止されている現状
- 過去に求められていた職種と活動内容
- 現在の極めて厳しい治安や経済状況
- 将来の派遣再開に向けた心構えと準備
現在は渡航すること自体が極めて困難な状況ですが、ベネズエラが持つ豊かな自然や文化、そして人々の魅力は決して失われていません。いつか平和が戻り、再び協力隊員が派遣される日を願いつつ、この国のことを学び続けることが、私たちにできる国際協力の一つかもしれません。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ベネズエラへの想いを持ち続けながら、まずは他の国への派遣を検討してみるのも一つの道です。
JICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





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