はるMauri!(マウリ!)こんにちは!
はるカタルーニャです。
本日のメニューは、キリスィマスィ島のCoconut Homestayで実際に泊まった、南国式バンガローの部屋のリアルです!
世界の旅情報カフェへようこそ。
結論から言うと、冷房なし、壁は隙間だらけ、床には白い珊瑚が敷き詰められているという、日本の宿泊施設とはまったく違う造りの部屋でした。でもこれ、実は欠陥ではなく、南国ならではの理にかなった知恵だったんです。


- 旅行代理店での実務経験
- 海外60カ国・150地域以上の渡航歴
- 海外旅行エリアスペシャリスト資格保有
- 1年以上の海外在住・留学経験あり
- 旅スタイル:一人旅・女子旅・カップル旅・鉄道・バックパック
「離島のホームステイの部屋って、実際どんな感じなの?」
「冷房なしで本当に快適に過ごせるの?」



最初、壁の隙間を見た時は「これで大丈夫なの?」って本気で心配になったよね。



そうなんです、でも実際に過ごしてみると、ちゃんと理由があることが分かってきました。
今回は、南国式バンガローの構造とその理由と、4〜5畳の部屋の中に広がる珊瑚の床の正体について徹底解説します。
- Coconut Homestayの部屋の詳細を知りたい方
- 離島・秘境のホームステイでの宿泊環境が気になる方
- 冷房なしの南国建築に興味がある方
- 壁に隙間がある南国式バンガローの構造とその理由
- 4〜5畳の部屋に広がる、白い珊瑚の床と蚊帳付きベッド
- 部屋で遭遇したサソリの抜け殻エピソード
- 井戸水を使った水回りのリアルな実態
※本記事の情報は執筆時点のものです。料金やルールは変更される可能性がありますので、必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。
南国式バンガローの構造、隙間だらけの壁の理由
まずは、この部屋で一番最初に驚いた「壁の隙間」の正体からお伝えします。
壁に隙間があるのは欠陥ではなく伝統的な知恵


私たちが泊まった部屋は個室で、冷暖房は一切ありませんでした。
壁は木でできており、所々にはっきりと隙間が開いている造りで、初めて見たときは「これで本当に快適に過ごせるのだろうか」と少し不安になったのが正直なところです。
ただ実際に数日過ごしてみると、この隙間だらけの壁のおかげで、部屋の中の空気がこもることはほとんどありませんでした。
調べてみると、太平洋島嶼部の伝統家屋は、そもそも空調がなくても快適に過ごせるように設計されているのだそうです。
サモアの「ファレ(fale)」は特に極端な例で、壁がほぼ存在せず屋根だけの構造にすることで風を通しています。フィジーの「ブレ(bure)」やハワイの「ハレ(hale)」も同じ思想に基づいた建築です。
共通しているのは、
①高い天井と急勾配の屋根で熱気を上に逃がす
②壁を完全に塞がず開放的にすることで通風を確保する
③床を高くして地面からの湿気や浸水を防ぐ
という3つの工夫です。


旅のプロの視点から見ても、私たちが感じた「隙間だらけ」という違和感は、欠陥ではなく、エアコンなしで涼しく過ごすための合理的な設計だったというわけです。
「バンガロー」という言葉のルーツ
そもそも「バンガロー」という単語自体、もとはヒンディー語の「バングラ(bangla)」に由来しています。
イギリス統治下のインドで生まれた、暑さと湿気に対応するための住居様式がルーツで、この流れが太平洋の島々にも伝わってきたと考えられています。
そう考えると、私たちが泊まったバンガローの造りにも、遠くインドから太平洋を渡ってきた建築思想の名残があるのかもしれません。
扇風機と電源はしっかり用意されていたので、風を通す構造と扇風機の組み合わせで、夜も特に寝苦しさを感じることなく過ごすことができました。
部屋の中身、寝床は蚊帳付きのベッド1つだけ
続いて、実際に過ごした4〜5畳ほどの部屋の中身を見ていきます。
4〜5畳の部屋、蚊帳の中で眠る南国らしい夜


部屋の広さは、日本の感覚で言うと4〜5畳ほどのサイズ感でした。
その中で実際に上がって過ごせる場所は、ベッドを含めてわずか2箇所のみ。眠る場所として使えたのはベッド1つだけで、そこにはあらかじめ蚊帳が設置されていました。
この蚊帳は私たちが自分で吊るす必要はなく、最初から取り付けられた状態になっていました。
南国特有の虫対策として、蚊帳がすでに標準装備されているのは非常にありがたく、旅のプロとしてのワンポイントですが、こうした離島のホームステイでは、蚊帳の有無を事前にホストへ確認しておくと、当日の不安をひとつ減らすことができます。
床一面に敷き詰められた白い珊瑚
ベッド以外の床には、白くなった珊瑚が一面に敷き詰められていました。
日本の宿泊施設ではまず見ることのない床材で、キリスィマスィ島という土地ならではの独特な部屋の構造に、最初はかなり驚かされました。
ただし、この珊瑚の床を素足で直接歩くことはほとんどありませんでした。
というのも、後述するサソリの抜け殻を見つけてからというもの、私たちは部屋の中でもサンダルを履いて過ごすようになったからです。
壁は木造で隙間がたくさん開いていたおかげで、部屋の中の通気性は抜群で、こもった匂いのようなものは特に感じませんでした。南国の宿というと湿気やカビの匂いを心配される方も多いかもしれませんが、この点については意外なほど快適だったというのが実感です。
サソリの抜け殻に遭遇した話
この部屋での滞在中、忘れられないハプニングがひとつありました。
珊瑚の床の上で見つけた小さな異変
滞在中、部屋の中で小さなサソリの抜け殻を見つけたことがありました。
実物ではなく抜け殻だったとはいえ、目にした瞬間はさすがに緊張が走りました。



え、これサソリの抜け殻だよね……?本物はどこかにいるってこと?





そうだと思う。それからは部屋の中でもサンダルを履くようにしたよ。
ホストに聞いたところ、日本人がこの宿に泊まりに来たのは、私たちで2組目とのことでした。
そうした話からも、まだ日本人にとってはほとんど知られていない秘境であることが伝わってきました。
この島で自然と共存するということ
サソリの抜け殻を見つけて以降、部屋の中では常にサンダルを履いて過ごすようにしました。
これは決して大げさな対策ではなく、隙間だらけの壁や珊瑚の床という部屋の構造そのものが、そもそも自然との距離が近いことを物語っていたからです。
旅のプロの視点からのワンポイントですが、こうした離島の宿では、室内用のサンダルを1足持参しておくと安心です。
私たちのように後から必要性に気づくのではなく、あらかじめ準備しておけば、余計な不安を感じずに滞在を楽しめると思います。
水回りのリアル、井戸水のクセ
最後にお伝えするのは、離島のホームステイならではの水回り事情です。
シャワーで感じた、しょっぱさとミネラルの味
この部屋で使う生活用水は、井戸から汲み上げたものでした。
シャワーを浴びるたびに、しょっぱいような、ミネラルのような独特の味を口の中に感じることが何度もありました。


最初は戸惑いましたが、離島特有の水質としては珍しいことではないと知り、次第に気にならなくなっていきました。
Wi-FiはStarlink回線が利用でき非常に快適だった一方で、水回りに関してはこうした島ならではのクセがあることを、事前に知っておくと安心です。
洗濯用に溜めた水が赤茶色だった理由
ある日、洗濯をしようとシャワーの水を溜めてみたところ、その水が赤茶っぽい色をしていることに気づきました。
見た目通りに綺麗な水ではないのだと、このとき初めて実感しました。


とはいえ、この水質の問題によって体調を崩すようなことはなく、あくまで見た目や味への驚きにとどまりました。
離島のホームステイという滞在スタイルを選ぶ以上、こうした都市部とは違うインフラの実態も含めて楽しむ心構えを持っておくと、より旅を満喫できると感じます。
水洗トイレはあるものの、バケツが必需品
トイレはシャワーのすぐ横にあり、一応水洗式でした。
ただ、実際にはうまく流れないことが多く、その度にバケツに溜めておいた水を使って流すという場面が何度もありました。


よくある質問
- キリスィマスィ島のホームステイに冷房はありますか?
-
私たちが泊まった部屋には冷房はありませんでしたが、壁の隙間による通風構造と扇風機のおかげで、夜も快適に過ごせました。
- 虫対策は必要ですか?
-
ベッドには蚊帳が標準装備されていましたが、サソリの抜け殻を見つけたこともあり、室内用サンダルを持参しておくと安心です。
- トイレは水洗ですか?
-
一応水洗式ですが、うまく流れないことが多く、バケツに水を溜めて流すのが実態でした。
まとめ:不便さの中にも理由がある、南国式の暮らし


冷房なし、壁は隙間だらけ、床は珊瑚という一見不便に思える南国式バンガローの部屋には、実は暑さと湿気をしのぐための伝統的な知恵が詰まっていました。
サソリの抜け殻や井戸水のクセといったハプニングも含めて、2026年5月にこの部屋で過ごした8日間は、日本では決して味わえない特別な体験になりました。
最終チェックリスト
- 壁の隙間は欠陥ではなく、太平洋島嶼部の伝統的な通風設計に基づくもの
- 部屋は4〜5畳ほど、床は白い珊瑚、ベッドには最初から蚊帳が設置されている
- 虫との遭遇に備えて室内用サンダルを持参しておくと安心
この記事が、皆さんの素晴らしい旅の助けになれば幸いです!







最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。



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