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はるカタルーニャです。本日は「東南アジアのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「東ティモール」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通に東ティモールへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】東ティモールってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ディリ
・通貨 アメリカ合衆国ドル
・時差 時差、サマータイムはありません
・言語 公用語は、テトゥン語及びポルトガル語。実用語に、インドネシア語及び英語。その他30以上の地方言語が使用されている。
・電圧 220V、50Hz
・コンセント タイプC、タイプE、タイプO、タイプF
・面積 約1万4,900平方キロメートル(首都4都県(東京、千葉、埼玉、神奈川)の合計面積とほぼ同じ大きさ)
・気候 熱帯モンスーン気候
・経路 インドネシアやシンガポールなどのアジア経由が一般的。
※直行便はなく、乗り換えは1~3回。所要時間は約8〜9時間から
・祝日 11月28日(独立記念日)
・産業 農業が主要な産業(多くは零細農業。コメ、トウモロコシ、キャッサバやその他イモ類、ココナッツ等を栽培)、輸出用作物としては特にコーヒーの栽培に力を注いでいる。石油・天然ガスの開発が貴重な国家財源として進められている
・挨拶 Bon dia(ボン ディア)=おはようございます、Boa tarde(ボア タルディ)=こんにちは、Boa noite(ボア ノイティ)=こんばんは、Obrigadu(男性)/a(女性)(オブリガードゥ/ダ)=ありがとう、Nada(ナーダ)=どういたしまして
言語
東ティモールの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、東ティモールの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
東ティモールでは以下の言語が主に使われています。
- テトゥン語
- ポルトガル語
- マカサエ語
- ファタルク語
- テトゥン語
- マンバイ語
- インドネシア語
- ファタルク語
- ウアブ・メト語
- ベカイス語
- ダワン語
- ガロリ語
- ハブン語
- イダラカ語
- ケマク語
- マクヴァ語(ロヴァイア語)
- マンバイ語
- トコデデ語
- ウェタル語
- ブナク語
公用語は「テトゥン語」と「ポルトガル語」で、他にも「マカサエ語」や「ファタルク語」、「テトゥン語」や「マンバイ語」、そして「インドネシア語」などが主に共通言語として使われています。
ティモール以外では「テトゥン語」は通じず、特に東ティモールの東部では全くといっていいほど通じません。
東ティモールの東部では「ファタルク語」や「ウアブ・メト語」が主に話されており、他にも「ベカイス語」や「ダワン語」、「ガロリ語」や「ハブン語」、「イダラカ語」や「ケマク語」、「マクヴァ語(ロヴァイア語)」や「マンバイ語」、「トコデデ語」や「ウェタル語」、そして「ブナク語」などがあります。
ポルトガル語に関しては1974年まで統治されていた影響もあり、話せる人は多いですが、独立後にポルトガル語は排除されたため話者の多くいる年配層に比べて、現在の若者の中では話せる人が少なくなっています。
このように様々な国に支配され、数多くの言語が使われてきたため、世代間での話せる言語が異なり意思の疎通ができないことが、東ティモールでは問題となっています。
ちなみに東ティモールの正式名称はテトゥン語で「Republika Demokratika Timor Lorosa'e」と記し「レプブリカ・デモクラティカ・ティモール・ロロサエ」と読みます。
「ティムール (timur)」はマレー語とインドネシア語で「東」を意味し、「ロロ」はテトゥン語で「太陽」、「サエ」は「出る」、「「ロロサエ」は「日の出(東)」で、国名は「ティモール島の東部」という意味になります。
英語は使えるの?
英語に関しては国際機関やNGO関係者の言語となっているため、流暢に話せる人はあまりいません。
簡単な英語ならわかる人なら少なからずいるようですが、公用語であるポルトガル語でさえ話せる人は多くないため、東ティモールへ行く際は現地で使われている言語を勉強してから行った方がいいでしょう。
気候・位置
「東ティモール民主共和国」通称東ティモールは、東南アジアに位置する共和制国家で、ティモール島の東半分と「アタウロ島」、「ジャコ島」、そして飛地の「オエクシ」で構成されている島国です。
インドネシアやオーストラリアなどと近く、東ティモールの国土の6割は山岳地帯となっています。
最高峰は「タタマイラウ山(ラメラウ山)」で、標高は2,963メートルと富士山より少し低いくらいです。
北部の海岸には珊瑚礁が発達しているほか、動植物の固有種が多数存在していることでも有名な国となっています。
続いて気候に関して、東ティモールは高温多湿の「熱帯モンスーン気候」に属しており、雨季と乾季があります。
12月から4月までが雨季で、6月から10月までは乾季となり、5月と11月は季節の変わり目となっています。
平均気温は年間を通して30度を越すため暑く感じますが、20度から35度にまで変化があります。
雨季は激しいスコールが降るため、ありとあらゆる川で洪水が起こりますが、乾季になると川の水がほとんどなくなります。
衣服
では東南アジアの国、東ティモールにはどのような民族衣装があるのでしょうか。
東ティモールの民族衣装には、「タイス」と呼ばれる織物をつかった服があります。
タイスは東ティモールの伝統的な綿製の「織物」で、テトゥン語で「着る」と言う意味があり、地域によって色や柄、デザインは様々です。
このタイスを使って小物やテーブルクロス、バッグやポーチなどが作られており、主に女性が丁寧に作っています。
お店で売っているタイスはカラフルなものが多くなっていますが、手作りのタイスは鮮やかで淡い色をしているそうです。
タイスの柄には花やヤモリ、そしてワニなどがあり、とても可愛らしいんですよ。
では、私たちが東ティモールに行ったらどのような服装をすればいいのでしょうか。
東ティモールは年中30度台と暑く、気温は下がっても20度くらいなため、日本の夏に来ているような服装に一枚は織物や薄手の上着を足して持っていくのがいいでしょう。
雨季はスコールが激しく降るため雨具が必須で、日差しも強いため紫外線対策もする必要があります。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、東ティモールでの食事について、東ティモールで有名な主食は「コメ」と「トウモロコシ」です。
日本では日本米が主に食べられていますが、東ティモールでは「ジャワ米」が主に食べられており、細長くパラパラとした特徴のあるお米です。
稲作に適さない高地などではポルトガルの植民地時代に入ってきた「トウモロコシ」が食べられており、他にも麺やキャッサバなどが主食となっっています。
食事のスタイルは米などの主食を平皿に乗せて、副菜で囲むようにして盛り付けます。
魚は主に海水魚が用いられ、淡水魚に関してはあまり食べられません。
海水魚の中ではイワシが最も多く使われ、その他にマグロやサバ、フエダイに加えてエビやカニなどが食べられています。
肉類に関しては鶏肉が一般的に使われますが、豚肉やヤギ、水牛などが食べられており、ごく稀に犬なども食べるそうです。
東ティモールの食文化はポルトガルやインドネシア、そして中国からの影響が強くでています。
特にインドんネシアに関しては「イカン・ペペス」といった魚とハーブの蒸し焼きなど、共通する料理が多くなってはいます。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まず最初に紹介するのは東ティモールでポピュラーなスープである「バクソ」について。
バクソは肉や魚をすり身にした後に、お団子にしたものを具として煮込んで作ったスープで、よく食べられます。
「ミアヤム」は鶏肉や野菜をふんだんに使った麺料理で、中華料理の影響を受けています。
ラーメンというよりかは麺が太いため、うどんと言ったほうが近いかもしれません。
インドネシアにもミアヤムに似た料理が存在し、東ティモール人に人気のある料理となっています。
次に紹介するのは東南アジアで結構有名な料理、「ナシゴレン」です。
一度は聞いたことがある人も多いのではないのでしょうか。
ナシゴレンのコメは炒めて炒飯にしたり、そのままの白米として使われたりされ、そのコメの上に好きなお惣菜を乗っけていただきます。
「ミーゴレン」は東南アジア風の焼きそばで、「ミアヤム」と同じ麺料理です。
「サボコ」はイワシなどの魚をニンニクや唐辛子、タマリンドやその他のスパイスに漬け込んで、椰子の葉で包んで焼いた料理で、首都ディリの郷土料理にもなっています。
最後に東ティモールで有名なデザートについて紹介します。
東ティモールはポルトガルの植民地時代より色に関する影響をかなり受けていることもあり、「エッグタルト」が有名なデザートとなっています。
東ティモールのエッグタルトは食べたことがありませんが、ポルトガルのエッグタルトは濃厚な上に優しい甘さでとても美味しかったので、ぜひ食べてみたいです。
住居
続いて東ティモールでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、東ティモールでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後に東ティモール旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
東ティモールの通貨は「アメリカ合衆国ドル」です。
1ドル→114円(2022/2/2)で、過去5年の変動103円~115円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 牛乳、1リットル 約2.13ドル=約245円
- タマゴ(Lサイズ)、12個 約2.26ドル=約260円
- トマト、1キロ 約1.75ドル=約200円
- ジャガイモ、2キロ 約2.62ドル=約300円
- カプチーノ、1杯 約3.65=約420円
- コーラ、2リットル 約2.56ドル=約295円
- ビール(国産) 約2.06ドル=約230円
- 赤ワイン、1本 約15ドル=1.650
- トイレットペーパー、4個 約2.24ドル=250円
- 歯磨き粉、1本 約2.33ドル=約265円
こレラを比較してみると、東ティモールの物価は日本と比べそこまで安くはありませんね。
フルーツなどは国内でたくさん取れるため、日本よりかなり安く手に入れることができるようですが、ブランド物や輸入品などは日本と同等、もしくは高くなることもありますので注意が必要です。
続いて治安についてですが、東ティモールの治安はそこまで良くありません。
外務省はインドネシアとの国境付近に危険レベル2を出しており、それ以外の地域(全土)には危険レベル1が出されているため、十分注意して活動する必要があります。
特に夜間は街灯が少なく人も減るため、犯罪発生率は高くなりますので、夜の外出は避けましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊として東ティモールに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですので東ティモールで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、人が話しているときに口を手で覆うような姿勢をとると、退屈だったり、話を聞く気がなかったりする意味を持たれてしまうためやらないようにしましょう。
また舌を出す行為や手で目を広げる行為は性的な意味を持つそうなので注意が必要です。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
ポルトガル語を学んでいたことがあるため少しわかるのですが、挨拶に関してはとてもポルトガル語と似ていてびっくりしました。
主食もコメなため食事にはあまり困らなさそうですが、気候は年中暑いため熱中症にならないように注意が必要ですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!